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りん丸企画元様 フリーキャラです。最悪地蔵になるかもですがよろしくお願いします。
「わたしはリシュ。 …リシュじゃない？わたし？ わたしは誰？ わたしはリシュ。わたしはリシュなの？本当に？」
「ありがとう。リシュならきっとこうすると思うから」
「人間は人間を食べない。リシュは人間を食べない。だから人間になるなら人間を食べちゃいけない。だけどどうしても抗えない。どうして」
リシュ 外見年齢18歳（実年齢不明） 160cm（模倣した姿。本当の姿は誰も知らない）
模倣種（illust/79007237）
元々は一般的な模倣種と同様、自我を持たず擬態してモンスターを捕食していた。
あるとき人間を食べ、食べた人間を模倣して元の生活に溶け込んでいくのを繰り返していくうちに、徐々に自我のようなものが確立されたが、元の姿が自分でもわからなくなった。
今の姿は「リシュ」という少女を模している。
「わたしはリシュだ」と「わたしはリシュになりたいのにリシュじゃない何かだ」と常にアイデンティティが揺らいでいる。
あまり笑わない仏頂面だが、優しく聡明で物事に対し模範的な行動を目指している。
だがそれはあくまで模倣種ゆえに性格が姿の元となった者に引きずられているだけに過ぎない。
あまり冒険者らしい服装ではないが、これは元のリシュが普段着ていた服だったから。
他の姿に模倣することもあるが、「リシュは模倣種じゃない、誰かに模倣しようなんて思わない」と思い罪悪感を覚える。
リシュの姿を保つため、星光石を買う為に仕事を探している。なるべくリシュならやる仕事を。
「人間（本物のリシュ）は人間を食べない」と思い葛藤しているが、時おり本能に抗えずいなくなっても気づかれにくい孤独な人や根無し草の人を捕食している。
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わたしが覚えている模倣した人間の一人目は村娘だった。父も母も祖母もわたしを愛してくれた。
二人目は教会にいる孤児院の一人だった。神父様はわたしを信頼し、下の子供たちはわたしを慕った。
三人目は酒場の看板娘だった。店主は優しく、旅人も常連客もわたしを目当てに店に来てくれた。
四人目は。
五人目は。
十人目は。
百人目は。
五百人目は。
わたしを。
わたしを。
わたしをわたしをわたしを。
557人目はリシュという少女だった。
リシュは何でもできた。
リシュは「完璧な人間はいない」と言ったが、私の知る限りリシュ程模範的な女の子はいなかった。
リシュは裕福な医者の一人娘だったが、そんなことは鼻にかけず、誰にでも親切にしていた。
子供も大人も老人も男も女も、村の人々はみんなリシュを慕っていた。
慕われた者を模倣した事はいくらでもあったけど、リシュの聡明さと人々の支持は抜きん出ていた。
リシュは新大陸のうわさを聞いて、少しでもエドガルド帝の役に立ちなさいと村の人々に背中を押され、仲のいい使用人のわたしを連れ立って旅立った。
模範的なリシュにひとつだけ欠陥があったとするならば、わたしが模倣種だと見破れなかった事だった。
リシュはわたしを知らない。
リシュはわたしに食べられるまで、わたしの事を556人目だと信じて疑わなかった。
わたしはリシュを食べて、リシュになって、「わたし」という自我を手にいれた。
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種族設定 模倣種illust/79007237お借りしました。不備ありましたらご連絡お願いします。
素材お借りしました。illust/78960098
筆録調査機関グランスコープさん（illust/79114155）にお邪魔します！
本人曰く「リシュは日記やメモをよく書いていたから、リシュならそれをやる」という理由です。
冒険中は記録はもちろんそれ以外もいろいろやります。（動けなくても冒険しているという設定）
（ギルメンさんや利用者さんはモブ含め捕食しませんし拠点を血で汚したりしませんが設定的にアカンかったらお知らせください…）
本物のリシュはアステラ帝国の少女でしたが、リシュ（模倣種）はフリー所属です。所属はあとで変えるかも。
死亡、欠損不可。骨折などの負傷はご連絡ください。
必要な情報がありましたらキャプションは随時更新予定です。
2020-02-04 10:04:19 +0000