新大陸に足を踏み入れたトウガとハティは
口入れ屋銀亀からの依頼の件もあり、
新大陸の海岸にて、荷物の積み下ろしをしていた。
とはいえ小さな体では大きな荷物は動かせず、
荷物から零れ落ちた物資を見つけては拾い、
また荷物の中へ戻すという作業を続けていた。
トウガが飽きてハティの上で仕事をさぼるようになった頃、
急に何かが彼らの脇をすり抜けた。
ハティの目がギラリと光り、トウガを乗せたまま走り出す。
困惑しつつも何とかバランスをとるトウガの目の前には橙色の速い何かがいた。
「もしかしてあれは金になる何かか?よっしゃ!追うぞハティ!」
かくして一人と一匹は仕事を放り出して
マホマホ族の森へと消えていくのであった。
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◆仕 事 し て な い【illust/79224606】
口入れ屋銀亀からの依頼はこちらです。
【illust/79202632】
◆なお生食したハティ(トウガ代弁)曰く
「固いけど甘みのある野菜」らしく、
煮たり焼いたりするとさらに甘みが増すようです。
◆お借りしました。
公式よりマホマホ族【illust/79203778】
◆pixivファンタジアAOS【illust/78509907】
2020-02-03 21:44:41 +0000