■リュリュ
「あたしリュリュ!ね、あなたは?」
「お姉さまはね、星の門を守っているのよ。とってもきれいでやさしくて、何より賢いんだから!」
「ルナスでみた虹色のお魚、あなたにだけ見せてあげる。特別、なのよ?」
10歳程度/135cm/女の子
一人称:あたし、リュリュ(子供っぽいので言わないようにしているがたまに出てしまう)
二人称:あなた、呼び捨て
ハイペリア出身の由緒正しい箱入り娘。
幼い頃に離れ離れになった「お姉さま」に会うために旅をしている。
家系に伝わる「幻燈術」という立体写真のような魔法をほんの少しだけ使うことができる。
「お姉さま」との唯一の繋がりである特別なペンダントを大事にしている(※後日補足)
性格は好奇心旺盛で天真爛漫。人懐っこく何にでも興味を示すが、その分とても騙されやすい。
箱入り娘の旅路は前途多難である。彼女がひとりであるのならば。
◇リュリュの「お姉さま」
リュリュ曰く、きれいでやさしくて賢い完璧な魔法使いらしい。
「星の門」と呼ばれる何かを守っている。
幼い頃にリュリュと離れ離れになっており、今はどこにいるのか分からないが、リュリュの持つペンダントが大まかな方向を示してくれるらしい。リュリュはこれを目安に旅をしている。
◇星の門
リュリュの家に伝わる古い伝承。
空の高いところにあって普段は見えない門。それが開くときには特別な旅人が訪れると言われている。
幼いリュリュの口伝えなので非常に曖昧である。
◇幻燈術
早い話が一種の立体写真のようなもの。
ただし「術者の主観」を元に作られるため、情報の正確性はまったく期待できない。
規模が大きくなればいかようにも使える術だが、リュリュが作れるのは手のひらサイズの飛び出すカードくらいのもの。
だが、旅の思い出にこういったものを求める物好きもいないことはない。たまに売れる。
◇リュリュのペンダント
幼いリュリュに「お姉さま」がこっそり渡してくれたペンダント。
大まかな「お姉さま」のいる方角を知らせてくれる他、リュリュの作ったメッセージカードを「お姉さま」のもとへ届けることもできる、らしい。
リュリュがそう言い張っているだけであり、返事のようなものが届いたこともないので、真偽の程はわからない。
■ビィ
「勘違いするな。僕はそいつの手下じゃない」
「くだらない、子供だましの術だ、価値なんかない情報だ。……だけど、それでもほしがるやつはいる」
30歳前後/178cm/男性
一人称:僕
二人称:おまえ、呼び捨て(二人称をあまり使いたがらない)
リュリュと一緒に旅をしている剣士風の青年。
従者というわけではなく、彼もまたある目的のためにリュリュの「お姉さま」を探しているらしい。
彼女への手がかりとなるリュリュを、あくまで行きがかり上仕方なく護衛している。
路銀の足しにリュリュのカードを売ることを提案したのは、意外にも彼だという。
いつも不機嫌そうだが、見た目よりは世話焼き、かつ天然。
戦闘だけは得意。剣を主な武器とするが、ナイフや蹴り、初心者でも扱える簡単な魔法など、割となんでもありの喧嘩殺法である。
■ロゴ
お借りしました! illust/78960098
■所属など
新大陸を目指して「王の幸運号」illust/78957914に乗船いたします。
報酬……と、とりあえず働けます!働けるよ!!
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あまり投稿ができない可能性が高いですが、お気軽に話していただけるとうれしいです。
箱入り娘はどんなことも興味深く見聞きします。
そしてもしあなたに感謝を示したいと思えば、その思い出が詰まった小さなカードをくれるでしょう。
とても楽しく嬉しく幸せだった今日の日を、あなたがいつでも思い出してくれるように。
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※キャプションは随時追記いたします。
2020/02/06 補足を追加
2020-02-02 17:04:58 +0000