身長:精霊みたいなものなので不特定 でかいかもしれない
体重:植木鉢くらいの重さ
一人称:ぼく 二人称:君 名前さん付け イラつくと貴様とか
「君も循環してやろうか。海のもずくか、土に還るか選ぶが良い」
「ぼくの育てた作物に触れるとは…。貴様も循環に加えてやろう」
「『コエダメ』にぶちこむことでな」
元々は一本の樹木であったが、何の因果か外の世界に興味を示した。
それに付け入った邪悪が、彼に自我と、十の力を与えた。
大樹の洞は、人の形を模し、人に紛れて情報を集めてまわった。
中でも興味を示したのは、ヒトによる「開拓」である。
時には「侵略」し、「対立」し、死体と魂はすべて大地に還った。
確かに血と呪いで穢れもしたが、それは自分が祓えばよい。土地の栄養は促進されている。
そのとき、彼は初めての感情を覚える。
「なるほど、これも循環!醜悪とは言えこれも循環!」
正解のようでもあり、また間違いでもある、
ギリギリのラインで理解をしてしまったのだった。
その後の彼は、各地を傭兵として渡り歩いた。
草刈り用の大鎌は、戦場では否応なく目立った。目立ちまくった。
何より恐れられたのは、循環の一部と称し、土の肥やしと一緒に混ぜられることだそうだ。
死体を積んで、自分の魔力で腐敗させ、そのまま腐葉土とする。
彼はそれを『コエダメ』と呼んでいた。ついた二つ名は「コエダメ」か「死神」である。
おお怖い。
大地の循環は仕組みを目の当たりにできたので、次は海を目指したらしい。
しかし、樹木に海は渡れない。仕方なく半ばヤケクソで傭兵を続けていたところ、
船長【illust/79204120】に声を掛けられたらしい。
「ちなみに、海のもずくじゃなくて、もくずな?」
「えっ、そうなの?」
よく間違えます。よろしくお願いいたします。
所属先→ 舞闘海賊団バンシー【illust/79034482】
企画元→【illust/78509907】
何か問題ありましたらご一報ください。関係性も自由にございます。
2020-02-01 16:58:29 +0000