ゆめ@ブクマゆっくり月にとける【illust/78186139】
こちらの素敵企画に参加させていただきます。
*東城アキラ
29歳/男/175cm 一人称：ぼく 二人称：きみ、～くん（男女共通）
大学の准教授。興味のあることには没頭しがち。時々寝食を忘れて大学の部屋で倒れている。
マイペースで他人への興味は薄め。
月世界病に興味がありドナーをやろうかなと思った。
レシピエントの病気がどう進み、どう回復していくのかの過程を見たいと思っている。
自分の考えをしっかり持った人は好ましい。
もふもふしたものが好き。ブランケットやクッションがその辺によく置いてある。
部屋は汚い。けれど勝手に片づけられるのはイヤ。
うさぎが好き。本物飼いたい。お酒が入ると別人のようにテンションが上がる。
「へえ。【あか】の眼もきれいだね。うん。ふふ」
「……大丈夫？そっか、くるしいんだよね。それはそっか。かんがえてなかったなあ」
「移植元の人間に性格が似るっていうけど、どうなんだろうね。きみのことずっと見ていけば、分かるかな？」
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*素敵なご縁をいただけました…！
三島 平くん【illust/79203813】（三島くん→平くん）
「きみがぼくの相手なの？よろしくね」
ずっと待ち望んでいた提供相手は、ぼくより10歳以上も下の子だった。
腎臓はいらないって言われて困ったけど、観察させてくれるならとりあえずいいかなと思う。
でも、なんとなく笑い方が気になる。ぼくの所の学生は、あんなふうに笑ったりしないんだけど。
あと、スリッパは履いてくれてもいいのに。遠慮してる？
「きみって良い子なんだね。都合の」
話をするうちに分かったことがある。三島くんはよくわからない子だ。
素のきみとか、三島くん自身の考えがしりたいのに、それを見せてくれない。とてもつまらない。ぼくは良い子じゃないきみのことを知りたいのに。
そう言ってみた時のきみの顔は、なんだかとても"へん"だった。
あと、うさぎのスリッパ、かわいいでしょう。あたたかいし、いいものなのに。
「平くんがいなくなるのは勿体ないっておもう」
だんだんきみの素が見えてきた。そっちの方が面白いのに、もったいない。
そう思ったらやっぱり、ぼくの腎臓を使ってもらわないとな、と思えてきた。
後のきみのことを見ていたいから、ぼくのために助かってくれないかな。
ぼく、きみのことをもう少し見ていたいんだ。
「ごめんね。ぼくの腎臓、役に立たないね」
移植は成功した。
けれど、そっか。こういうパターンもあるの、忘れてたな。
これはこれで貴重なんだろうけど、でも……なんだかすごくイヤだな。きみがそうして寝てる姿は、見ていて楽しくない。
もっときみと話をしたいから、もう少しだけ、起きててほしい。
聞かなくなった声は、じき忘れてしまうものだから。だから、今のうちにたくさん、ぼくの耳に残しておいて。
毎日行く病室で見るきみが、だんだん朧げになっていく。
やっと履いてくれたうさぎのスリッパ。似るところ、そこなの？
平くんのカメラフィルムは、平くんの日常が詰まっていた。
きみがきれいだなと思うもの。探していた死に場所。そんなきみの軌跡を追う。
そうして撮られた写真の最後は、ぼくばかりを映していた。なんでもないきみの日常の中にはどうやら、ぼくがいたらしい。……きみって案外、ひどい子だ。
でもそれがきみなんだね。
…………きみがいないと、ぼく、困っちゃうな。
もっと、生きて欲しかったよ。平くん。
きみがいなくなった後も、周りはなにも変わらない。でもぼくは少し変わった。
ときどき外へ出て、きみのカメラで写真を撮るようになった。出歩くぼくを見て友人がみんな「どうした？」って聞いてくる。すごいでしょう。
ぼくが好きだと思うものは、きみとはちがうかもしれない。でもそれがぼくだから、それでいいよね。
『悪い子』なきみに、いつか見せてあげるんだ。
いっぱい抱えて、いつかきみの手を取りに行くよ。
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*友人関係
遠凪白露さん【illust/79217683】（遠凪くん）
「連絡…？わすれてた」
「遠凪くん、変なの。今日のきみ、とってもへん」
既知・友人などもお好きにどうぞ〜。
お友達とかできるとうれしいです。
何か問題等ありましたら各種連絡ツールにてご連絡くださいますと幸いです。
2020-02-01 14:24:56 +0000