橘花もに
「か、海上の状況予測は自信があります……海自体久しぶりですけども。
あ、あああのっ大丈夫ですよ！？本当に大丈夫です、その辺の知識はちゃんと覚えていますから!」
「……最早見せた所で人相が分かるほどの状態ではないのです。この場に穢れをまき散らす訳にもいかない」
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名無しの水棲馬
性別：不明（男性寄り？）
身長：263㎝
年齢：不明（70歳超）
一人称：僕（畏まった場では私） 二人称：貴方 ～さん（目上は～敬称）
好きなもの:良く晴れた星空、読書、街など人が多い場所
嫌いなもの：曇り、約束を破る事
ユーストレイ・オードナンス
性別：男
身長：262㎝
享年：19歳
一人称：俺（畏まった場では私） 二人称：お前 、呼び捨て（目上は～敬称）
好きなもの：天体観測、海
嫌いなもの：忘れられる事
青焼きされた鈦（たい）の鎧に身を包んだ若い騎士。
妖精の入り江illust/79120279の発見者であり、最初の生還者。
性格は温和だが押しに弱く上がり症。半面、好奇心は旺盛。
人馬族のユーストレイは銀貨諸侯領西端の孤児院で育ち、偶然訪れたハイペリアの貴族に目をかけられて小姓、やがて従騎士となった。
その後主君と共に幾度目かの竜壁探査作戦に参加、入り江を発見した所で船団ごと消息を絶った。
数か月後彼はただ一人、「海を歩いていた」所を貿易船に発見された。
救出後に騎士として叙任され、紆余曲折あり黎門騎士団へ訪れる。
作戦の際に当時の戦友、師であり後見人であった主君、全てを失った。
孤児院を出てからのユーストレイを、竜壁より生還するまでの彼を記録以外で知るものは居ない。
曰く、悍ましい相貌になり、鎧を外せば瘴気が漏れるようになったという。
そう、偽った。
海を歩く能力も入り江の副産物だと彼は言う（但し、海以外の水上は歩けない）。海の上を歩けぬナックラヴィーなどいない。
また、遭難時に記憶障害を負ったのか、幾つか初歩的な知識が抜けていることがある。元より知ってなどいない。
食事、身を清める際は自室等誰も居ない場所で済ませ、誰にも鎧の中を見せない。
人馬族として見ても驚異的な膂力と反射神経を持っている一方、
記憶障害の影響か剣術は驚くほど雑で、その稚拙さを力で補っている節がある。
人馬族ではない、従騎士の経験などない。型なんて書物のみで覚えられる訳がない。
当人としてもその点は理解しているため熱心に型を学んでいる様子がみられる。
一つ目の答え：灰色の髪
二つ目の答え：生きながらに腸を食われた漂流者
三つ目の答え：「ユーストレイ・オードナンス」の名前を騎士として残す事
四つ目の答え：天に輝く星々
虚偽は明かされた。
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■二枚目は後半に更新したりしなかったりするかもしれません。
＞しました＜
※当PCはアンケートで情報開示が発生します。
既知設定は生還後からの時系列であればご自由にどうぞ！
■黎門騎士団ドーベルリンゲル【illust/78955579】にお邪魔します、よろしくお願いします！
■一章は竜星の島に参加します。
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海原の波の煌めきに紛れるように、青い輝きが疾走する。
まるで海より生まれた獣のように彼の足取りは軽く、淀みは無い。
当たり前だ。海より出でたのだから。
（何があっても、何が起こっても“ユーストレイ・オードナンス”は良き騎士でなければならない……そう、誓ったのだから）
そして誓いは破られた。だが───
2020-02-01 13:14:08 +0000