名前:イリニ
性別:男?(雛鳥の雌雄判別はとても難しいのだ)
年齢:人間にして12歳程
種族:金糸雀の獣人(そんなわけない)
高さ:140 cm
重さ:軽い
好きなもの:暗くて狭いところ
苦手なもの:喋ること、読み書き
「アア”ァ”……オハ……ヨゴザ…イマす……」
「グルルル」
物心ついたころからある貴族に飼われていた何かの幼鳥。買った側は美しい囀りを聞かせる金糸雀だと聞かされていた。しかし程々の大きさに成長しても歌はおろか地声もしゃがれた呻きのような声を出すばかりだった。しかし捨てるのも勿体ないし、物好きの友人共には評判が良かったため相手にさせるには丁度良かったのだ。まあ、売った側も金糸雀と言い張るには無理があるし、信じて買う方も余程見る目が無い。
しかし、ある日悪趣味な貴族はあっけなく財政難で倒れることになる。今頃はツナパルドン漁船送りなんじゃない?差し押さえや取り押さえの際のどさくさに紛れてシーレーンに誘拐された。
今までの教育の賜物で人を傷つけると痛い目に遭うことは分かりきっているので大人の言うことも子供の言うこともしっかりよく聞く。人間のことは怖いなと思っている。シーレーン的には良い子だが、勉強とお喋りは苦手。細かい作業も苦手。あまり生活の役には立ちそうにない。
首輪のカウントは1。シーレーンに来たばかりの頃、驚かしてきた子供に怪我を負わせてしまったことがある。ほとんど事故のようなもの。
自由時間はほとんど部屋の隅でハイケースに入って丸まっている。狭いところが落ち着くそうだ。あと最近はチュロスがお気に入り。部屋の隅でハイケースに入りながらチュロスを齧る。良い感じらしい。
そんな少し不気味な金糸雀の獣人……などではなく、その正体あらゆる陸と海を渡るといわれている人食い怪鳥の雛。なのだがずっと飼われていたため人は食べ物という認識はまるでない。ただ、人の血の匂いを嗅ぐとどうにも落ち着かなくなる。
というわけで4人目です。シーレーンさんに攫われた子供です。背景使わせていただきました。【illust/78953120】
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2020-02-01 08:58:29 +0000