「魂のない器は連れていけない。だから亡骸を珊瑚に変えているんだ。
そのまま海を彷徨うのは哀しいじゃないか」
「…君はこっちに来れなかったんだね。
せめて犠牲者が増えないように珊瑚となって海を照らそうか」
「はっは、実はこの顎の傷なんだけど同業者に頭突きされてね、
お互い破損したんだよ。骨同士だよ?え?相手はどうしたかって?頭部がちょっと欠けてたね」
「見た目は人間ぽいだろう?………あーこの音か、こればかりは仕方ない。
浮けるわけじゃないんだ。関節の音位我慢してくれよ」
ワム・ドゥーク
性別:男
身長:210㎝
年齢:不明
一人称:私
二人称:君、あなた/呼び捨て
好き:冒険譚、収集、観察
嫌い:火、暑い場所
冥海都市ネクリアニムの墓守の一人
生まれはハイぺリア帝国北東に位置する幽霊船出没エリア「白珊瑚の森」
元々そこでも墓守をしていたが後継人が後を継いだ為、何年か放浪。
現在は冥海都市に身を置かせてもらっている。
常に微笑んでいる蛸の海骨種。
胡散臭く近寄りがたいが喋れば能天気で気さく。聞き上手。
仕事はしっかりこなすが好奇心や探求心の塊であり、手が空いた時は地上へと赴いている
自身が「人」の骨からできていることも相まって人に興味しかない
人がどう歩んできたかなど冒険譚を聞くことが趣味であり、
手帳には様々な冒険譚が記されている。
擬態が得意で墨を吐かれたら見つけにくいほど隠れるのがうまく
主に戦闘面で役立てている
部屋にいるよりネクリアニム外れの一角の珊瑚庭園で読書をしていることが多い
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■白珊瑚の森
広範囲に亘り白化した珊瑚で覆いつくされた海の森
海骨種の住処であり、逃げて来たものの隠れ家として最適なのだが
沈没船や骸が多く、あそこは命が吸い取られるや呪われていると噂されている為
物好きや無知以外近づかない
■海骨種(かいこつしゅ)
白珊瑚の森に生息している海骨種という種族であり、
主に遺骨(人や魚、動物など)で構成されている。
骨のように白い肌、白化した珊瑚が身体の一部から生えているのが特徴
■珊瑚庭園
ネクリアニム外れの一角を借りてワムが造った珊瑚の庭園
仄かに光っており、迷子になった時に道しるべとして使えるかもしれない
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既知設定やエンカウント、軽傷重症などご自由に
ワム、魔魚の死亡は不可
ネクリアカロンの墓守【illust/78969177】に
参加させていただきます!よろしくお願いします
2020-02-01 06:46:23 +0000