【つきとけ】水樹 鏡架【住人】

よしの
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此方の企画に参加させて頂きます。【月にとける : illust/78186139

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Name:水樹 鏡架(みずき きょうか)
ドナー/ ♀ / Age:23 / height:162cm / Birthday:12/21 販売員(洋服店)/あたし・あなた
銀髪姫カットストレート(外出時は巻いている)薄化粧、目を開けると黒瞳。たれ目の童顔。

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自らの容姿に強いこだわりと執着を持ち、25歳になる誕生日に自殺することを決めている女。
幼い日に見て憧れた"お人形さん"であることが彼女のすべてであり、今現在生きている意味。
逆に言えば、それ以外のことについてあまり興味がないため、普段は穏やかでマイペースで、
大人しい女であり、深く突っ込んで話さない限り、その歪な価値観に触れる事は無い。

"人形らしく"見えるように甘く可愛いデザインの洋服を身に着ける。
いずれ死ぬ日に纏う洋服を選んでいる最中でもあるので、自分の為の喪服、という意味で
白黒のデザインのものしか身に着けない。他に身に着ける可能性があるとするならば、
"月世界病"を患った想い人のための色――まだ見ぬその色と、月の色だけ。

死生観と恋愛観については酷く歪な価値観を持っており、またそれを自覚してもいる。

人形でありたいと固執するように、もし明確な想い人が出来てしまったら、その存在に
固執し、何もかもを欲しがり独占や束縛を向けてしまうことは目に見えていた。
その反面、"自分のために"25歳で死ぬことは誰に何を言われても揺るがない気がしたから、
もしその愛を受け入れてくれても、自分は相手を置いて死んでしまう。
平凡で穏やかな、当たり前の幸福を想い人に与えることは、自分には"出来ない"。
そんな理由で恋愛を最初から諦めていたが、ドナーだと発覚したその日に世界が変わる。

自分の身体をつかって生き延びることができる、月世界病の人間。

置いて逝っても自分を刻み付けられるその存在に、"恋をすることを決めた"

自分の身体を、腎臓を差し出す代償に、25歳で死ぬその日まで、自分の傍にいてくれること
ひたすらに愛してくれることを望むようになった。自分は美しい人形のまま死ぬからこそ、
その身体の一部を取り入れて生きてくれるのなら、それ以上に望む事なんかない。

――もしも独りの未来で、自分に似てくるというなら。
この重過ぎる愛が、月世界病の代わりに貴方を蝕むといい。
永遠に呪われてくれたら、それは自分にとって、至上の幸福だと想うから。

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素晴らしいご縁を頂戴致しました!(2020/2/16) 終戻さま【illust/79270920
小説交流を予定しておりますので、実際の本文から少しずつキャプションへと追加させて頂く予定です。
死を既に見据えている二人が、どんな物語を紡ぐのか楽しみです。どうぞ末永く宜しくお願い致します♡

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2020-01-31 15:01:32 +0000