【十二国記】白銀の墟 玄の月(キャプションネタバレ感想)

深山
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十二国記の民の皆様には、ほぼ初めましての深山です。
この度『白銀の墟 玄の月』を読んで、泰麒の幸福と戴の安寧を願わずにはいられずに推参つかまつりました。
拙いうえにあんまり幸せそうじゃなくて描いた本人がなんでや……ってなってますが、愛だけは込めてます。みんな描き慣れてないので、そのうちちゃんと正面のお姿を描いてみたい。ちなみに一番気に入ってるのは飛燕です。李斎の相棒愛してる。(二枚目は差分です。)

-------------ここからネタバレ感想--------------

戴の乍王朝は千年の大王朝になって、王も麒麟も民もみんながこの上ない幸福を享受すべき!!!
魔性の子から泰麒が延々これでもかと辛い目に遭い過ぎで読むのがしんどい。白銀もまだ一回しか読めてない……。
なので今後は驍宗様と李斎と将軍達と麾下のみんなで目一杯泰麒を甘やかしてやってください。原作の反動でギャグに走ってでも泰麒を幸せにしたい衝動に駆られています。驍宗様と李斎と三人で川の字になって寝たらいいじゃない!(驍李は保護者枠なので大丈夫だいじょうぶ)

驍宗麾下も大好きで、じいやの正頼が生きててくれて良かった……!とむせび泣いたものです。英章と仲良く口喧嘩してほしい。元気になってみんなで酒盛りでもいい。騎士のような霜元も明るい臥信も大好きです。なのにみんなの外見が全然掴めてないので全く描ける気がしない。無念……!
項梁の有能さも凄かったですね。なにあの頼り甲斐の塊みたいな人。麒麟を叱ってくれる人なんてそうそう居ませんよ!? 早いとこ園糸と栗を迎えに行ってほしいものです。

上でも言ってますが、飛燕が大好きなのであそこもめちゃくちゃ辛かった……。李斎と飛燕の絆が強い分、代わりはいないだろうなと思ってしまう。それでも将軍である以上、騎獣は必要なのでしょうが。
まあそれを言うなら、李斎が隻腕になった時点でどうしようかと思ってましたが。気付けば前と変わらずガンガン戦えるくらいの強さを取り戻してたので安心しました。悩んで苦しんで迷っても諦めずに意志を貫いた心の強い、でも人間らしい李斎が大好きです。戴の中で一番好きかもしれない。
あと驍宗様は凄すぎやしませんかね? あの状態で投げ出さないならもう何があっても大丈夫、この人が生きてて戴が救われないはずがない、と思わせる頼もしさでした。

そして阿選。あれほど残虐非道で惨いことをしてあまりにも多くの人を苦しめたのに、こんなに憎めないなんてどうしたらいいのか。その心情を知れば知るほど、気の毒で可哀想だという気持ちにしかなれませんでした。
だって阿選は、驍宗と別の時代、違う国に生まれさえすれば、素晴らしい賢帝になったに違いないんだもの。
あんなに有能で理知的で麾下に慕われてて、驍宗ともお互い認め合ってた。なのに相手を憎んでいないにも関わらず、倶に天を戴くことが適わなかった、双璧ゆえの悲劇。本人達にとっても、国にとっても不幸な巡り合わせだったんだなあと。救い、救いはどこに……どこかに阿選も幸せになる平行世界があるはずだ……(現実逃避)

まだ色々と語り足りない気がしますが、とりあえずここまで。また時間を見つけて十二国記も何かしら描ければいいなあ。ここまでお付き合いくださった方はどうもありがとうございました!

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2020-01-19 15:57:36 +0000