伊賀の影丸 ~木の葉の術~

李厳命

今回は横山光輝作品より、伊賀の影丸を描いた。技は作品通して得意としていた木の葉の術。

『三国志』に代表される歴史大河の第一人者だが、1960年代の忍者マンガの西の横綱である。(東の横綱は白土三平)

横山光輝作品の特徴として、「敵がやられた後に反省・対応してくる」という点がある。
一度やられた技には対応策を考えて、同じ手で来た場合には主人公側ですら瀕死に追い込まれるシーンが散見し、単純なバトルに終始しない"頭脳戦"がまた楽しい。

この展開を引き継ぐマンガ家があまり見られないのが寂しい。

#横山光輝#伊賀の影丸#ninja

2020-01-13 10:45:34 +0000