「真壁、ちょっと外に出て冷たい風に当たらないか?」
「ええ、いいわよ」
「はぁーっ!気持ちいいー!」
「どうした」
「こんな素敵な一流のレストランなんて
あまり来ないものだから、ほらちょっと
気疲れしちゃって。」
「そうか、真壁でも緊張したか」
「でもってなによ、貴方だって、」
「真壁。聞いてくれ。」
「な、なに」
「俺なりに色々考えた結果なんだが、
先ずは右手を。」
「えっ」
戸惑いつつも差し出された右手に軽く口付ける。
「俺と、結婚を前提に付き合ってくれないか」
「なによ、いきなり。」
小箱を開ける。
「指輪は、職場ではしにくいだろうから
ネックレスにしてでもいい。君の気持ちを、
聞かせてくれないか」
「そんな、いきなりびっくりするじゃない。
綺麗だし、なんか狡い…」
「俺は、君が好きだ。」
「だから…」
包み込むように真壁を抱きしめる
「だから、そーゆーのが、狡いって言うの」
「答えになってない」
「すき。ばか。」
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なんか、こんな風になってたら
イイなぁって妄想してました。
(少女漫画レベル)
婚約指輪にしようかと思ってたけど
絵を見たら右手出してたので慌てて
婚前指輪に変更。雑で申し訳ない。
あ、クリスマスイヴのお話ね。
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2019-12-20 04:32:41 +0000