「名はその存在を表すものだ。ならば、その名が偽りだとしたら……」

程淮

 顔だけだと作業が楽だなぁ。 ザクファンも描きたかったが、レイを描くとなると
このあたりの関係性を描かざるを得ない気がしたので断念。
 なお、今回の内容は本編後半のストーリーに関するネタバレを含むためご注意ください。
 いや15年前のアニメの話でネタバレもくそもないだろ、とは思ったのだけれど、なにやら
BSだかで再放送してるらしいのでそっちで毎週楽しみにしてる人への配慮も必要かなーと
思ってこうして文字数稼ぎつつ前置きしてみる。
 ちなみにこっちも当時VHS録画したもの(をDVDに焼いたもの)を引っ張り出して放送日に
合わせて観てるんですが、機材の扱い方を理解してなかったためCMの端っこが混入してたり、
当時さほど重要視してなかったフレッツ宣伝の寸劇がカットされてたりであの頃の自分に
なにやってんだと言ってやりたい気分です。
 そろそろ文字数は大丈夫だろう。

 というわけで、ラウ・ル・クルーゼであろうとした男・レイと血縁?者たち。
 議長の片腕として遺伝子がすべてを決定する世界・デスティニープランの実現のため尽力した
彼ではありますが、クルーゼと同じ遺伝子を持ちながら性格も思想も全く異なるものを持った
彼こそがデスティニープランに対する反証といえる存在であったりするわけで。
 しかしだからこそ彼は自身に「クルーゼであること」を課し、キラ打倒に固執していたのかも
しれない……などと考えてみたり。
 またその存在を否定され、世界と己の運命を呪いながら絶望の中生きたクルーゼと違い、
議長やシンたちに仲間としてその存在を認められ、自身の運命を受け入れたレイは
「救われたクルーゼ」でもあったのかもしれない……かもしれない。
 心優しい青年でありながらその内に秘めるもの(遺伝子)はかつて死亡した凶悪な男のもの
であった……という立ち位置(そして関俊ボイス)から、某メイオウ様を連想したりもする。

 そしてそんな彼とニュータイプっぽい感応をしていたロアノーク大佐、ぶっちゃけ声とか
諸々のおかげで放送前から「あいつ絶対フラガ関係者だろ」と言われており、また友人との間では
「実は生きてたムウでした、ならうれしいっちゃうれしいけどそれじゃあ台無しだよねー」などと
話していたのだが。
 後に彼が乗ることになるウィンダムは、量産機でありながら人気も高くプラモ化も期待されながら、
今んとこプラモとしてのリリーズはゼロ(?)というもったいない機体。
 っていうか運命の量産機は結構良いものが揃っていると思うんだけど、ファーストオマージュ勢が
いればいいや、ということなのか立体化には恵まれない印象が。 バビ好きなのになぁ。
 なおヘルメットのデザインがよくわからなかったのでだいぶ適当に描いてます。
本棚周り整理して、当時のア〇メディア引っ張り出せれば資料関係はどうにかなるんだけど……

 クルーゼに関しては無印の人物であるのと彼について話し出すと絶対長くなるので割愛。
なにげに運命における物語の発端の一人でもあるのでキーパーソンではあるのだが。

 3話はMS線の描写は少ない(というか相手MAだったし)半面、ボギーワンことガーティ・ルーと
ミネルバの戦闘が面白い回であったり。 当時は全然意識してなかったけど、ブリッジでの
それぞれのやり取りとか今聞くとけっこう引き込まれるよ。

#Gundam SEED Destiny#Rey Za Burrel#ネオ・ロアノーク#ラウ・ル・クルーゼ#フラガ家の因縁#空間認識能力(ガンダムSEED)

2019-10-23 09:42:03 +0000