タリクシアン植生域、マゴイシタの山道。二人のサーガル族が茶屋の店先で揚げ物を食べながら休憩をとっている。ここは東部の地にかかる長路に点在する名所の一つ。
巨大な揚げ物は触手型タリクシアン生物の根元の筋肉を使っているようだ。茶屋から1キロほど離れた場所に、触手生物を栽培する農園があると思われる。農家は毎日虫取り網を手に、触手の餌にする虫を集める作業に追われているのかもしれない。
この惑星に数多く生息する様々な「虫」は生き物の餌になるだけでなく、人体に無害なものであれば食材としてもポピュラーだ。この揚げ物にも虫の素材が含まれているかもしれない。衣の中に黒いブツブツが混じっていれば、おそらくそれは虫の殻を粉砕したものだろう。
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2019-10-11 14:31:16 +0000