何か首を傾げる第4次安倍内閣第2次改造内閣
台風15号の千葉県被害視察に新防災担当大臣が行った。新環境大臣も福島に行った。それは旧大臣の諸々の欠陥を多少なりとも修復するためである。防災は県の要望を、環境も県の要望を聞き、真摯に、スピード感をもって、約束を全力で守ると云う。首相にどう報告したのか、どんな提案ができたのかは、マスコミも取り上げようがない。とにかく現場に行ったというのだから、交通費やその他の費用が単に掛かったと云うことだけが分かる。今までの内閣と全く同じで、まだ失言に至ってはいないということのようだが、詳細を知れば、失言すれすれか、何も知らないことを伝達したに過ぎないだろう。やることは副大臣の登用と、せいぜいアメリカへの報告に外相が出かけ、中東の挨拶回りと云ったところか。来月からの消費税値上げ、郵便料金値上げ、交通費の値上げ等々があり、直ぐに社会保険料の値上げ、年金の大胆な改革、外国人労働者の大量受け入れ、社会保険に係わる負担額の大幅値上げ、年金支給開始時期の後倒し、介護保険やら、高齢者保険等々の貧乏人課税拡大が延々と続く。維新が議員経費の削減をと空騒ぎし、総務省が5G予算を組み、防衛庁が海中大戦争ごっこに邁進する。地方の人口減にかこつけて、原発廃棄物処理施設のための調査応募に、年30億の財政支援をすると旗を振るだろう。そうでもしないと、地方自治・地方財政が成り立たないのだから。他には、地方の小資本救済という票稼ぎでもやるか。
2019-09-15 07:47:25 +0000