赤毛娘母恋道中その5

illust/76164261の続き。「まあ一杯！姉御って呼ばせてくださいな」お雁はお負に酒を奨めます。「あんな大男を片腕で…」「いや、持って生まれた馬鹿力なのにな」と当惑気味で杯をいただくお負ですが、やがてひっくり返ってしまいます。お負を介抱するお雁は、やがて胸元から包みを取り出しました。「扱いやすい娘だこと…路銀はいただくよ」そう言うと、ニヤリと笑うお雁。「…さよなら、姉御」