──やってしまった
率直な疑問だったとは言え、こういった場でその質問はあまりにもそのものすぎる
そう気がつき、ばつが悪く忘れてくれと頼んだのだが
「――そう、ですね、私も貴方とは以前にも何処かでお会いしていたような気が、します」
正直、予想外の答えだった
君もそうなのかと問うと、続けて彼女は言葉を続けた
「ごきげんよう、私はシモツキ……旅の者です」
「ここでお会いしたのも何か縁―…
よろしければ貴方のお名前とお話をお聞かせいただけませんか――?」
───予想外とはこうも続くものか
どうやら先ほどの事を気にしている様子もない
居心地の悪さが薄まったからか、話が出来る事になったからか、何にせよ安堵感が湧き上がってくる
「不躾な質問にも関わらず、応えてくれて感謝する」
「俺の名前はリヒト、リヒト・アイゼンアークだ
訳あって旅の途中で、今はイストワール調査技団に厄介になっている」
──近くにあったグラスを二つ手にとって差し出してみる
「飲み物は大丈夫か?折角だし、楽しみながら話さないか」
「俺も、君の話が聞いてみたい」
■こちら【illust/75437058】で律儀にお返事頂いたので!!
脳直質問からのやらかし後悔野郎に
優しくしてくれてありがとうございます!!
何かこういう場自体はよく知ってますみたいな顔してるけど全然そんな事ないのですぐボロが出るでしょう(((
気楽にいきましょう!
※お借りしたキャラの思想・行動を制限するものではありません
■お借りしました
■シモツキさん【illust/65177373】
■リヒト【illust/65081296】
2019-08-03 07:36:29 +0000