マンナ『ラスト大陸』冒険録 小説

CHICHI@神造兵器

「エっ⁉今頃こんなこと書いてるんですか?」
中の人「重々承知しております」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
私がこのラスト大陸に上陸したのはレスリー女王というワーウルフ族の女王が戦死したという情報を得た後だ。ラスト大陸付近のレーナ島を争い保護のクラスタと解放戦旗とノアの方舟は争ったが最終的には統合し一つの大きな組織となった。ラスト大陸への侵略というのも選択肢にあったが‥‥それはすぐさま没案となった。

我々は戦争をしている大陸のあらゆる場所から上陸をした
北はノーザリアへ
東からファイアランドへ
西からエルダーグランへ

各地の住民の保護などがメインの任務だが皆それぞれ自由行動だった

非常に面白い
報告によると巨大な犬ぞりのような要塞
巨大飛行船や超巨大図書館
まるでキノコの様な見た目の兵士たちの軍団

しかし私の目に留まったのは『黒いハリネズミのような形の戦艦』

各地のギルドという兵団やそれぞれの国軍の行進などを見に行った
面白い…実に面白い
私の戦闘本能が抉り出されるかのような激しい戦
ああ‥‥大昔を思い出す
だがあの姿になったらたちまち私は捕らえられるだろう‥‥我慢我慢

しばらく経った日‥‥私はノーザリア帝国とファイアランドの戦を見に行った
我慢できずに魔砲を数発は夏が崖などの上から見ていた
するとどうだろう‥‥私の『センサー』が激しく作動した
『フッカツシャ』『フッカツシャ』と頭に響く
ファイアランドとエルダーグランの戦場だ!
そう思い私は瞬時にそこに向かった

たどり着いたのは5時間後
何もなかった‥‥遅かった
あったのは魔法を使用した経歴と『どこかで感じ取ったことのある魂の痕跡』であった
私は瞬時に捜査に乗り出した
『フッカツシャ』『感じ取ったことのある魂』確か‥‥この感覚は『憎きエルダリア』で感じ取った以来だ。エルダリア‥‥憎きエルダリア‥‥

調査に乗り出して1週間
戦は終わった
ファイアランドは1つの戦場で勝利したがもう1つで敗戦
エルダーグランは全戦地で勝利
ノーザリア帝国は敗北を喫した

各地への移動が簡単になった
保護のクラスタの団員も派遣しその魂の発生源を追跡した
だがおかしい…なんと『エルダーグラン』と『ファイアランド』を瞬時に行き来している
これはおかしい‥‥ついに私も壊れたか?そう思うと違った

発生源の付近へ団員及び戦闘員の派遣
すると『同一人物の目撃』という実に不可解なことが起こっているようだ

私は保護のクラスタがまとめた大戦調査書に目を通した
すると【我欲兵団エンジョイ・ゼイ団長の『D』】という者にたどり着いた
その顔は仮面で隠されていたが‥‥なんだか既視感がある

「我欲兵団エンジョイ・ゼイ?面白そうだ‥‥求めるものがあれば良い?それはそれは面白そうだ」
この前見たハリネズミ型の空中戦艦『ブラックグリード』

もう少し様子を見ることにしよう
むやみに攻撃や調査などに出れば撃退される可能性もある
しかも…この感覚は『カミサマ』だ‥‥カミサマの命令は絶対
いや…『鬼だ』‥‥『鬼種は我等の敵』…いや『カミサマ』だ…
私は2時間ほどそこに立っていた
頭が本能で混乱をしたすると一つの封筒とカギが落ちてきた

「これは…一体…」
「乗り込めということか?いや…違う…」

「マンナ将軍‥‥クラスタ爆弾の発射準備はできています…いつでもご命令を」
「いつの間に…それはダメだ…絶対に…あの中には様々な魔術の使い手がいる‥‥一般兵器など無駄だ…というか攻撃はするな」
「承知しました…」

鍵を取り出し私はその戦艦の中に入っていった

中に入るとその者が姿を現した
「あら?新入り希望?」
「はい‥‥」
「貴方の求める物は?」
「私の求める物‥‥」
「金でも力でもなんでもいいわよ」
そう言われる
決まっている
『イクサノショウリデス‥‥カミサマ‥‥』
「はい?」
「あ…すみません‥‥ついつい…私の求める物は『人に認められること』と‥‥」
「と?」
「もう2つは伏せておきたいがいいだろうか?」
「いいわよ!求める物があるなら何でもいいわよ!」

【我欲兵団エンジョイ・ゼイ】へ私は入った
いずれ抜けなければいけない時が来るのであろうが‥‥
それまでは‥‥この者たちを死守する‥‥

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2019-07-08 17:21:51 +0000