時浜次郎氏の作品に触発され、自分でも描いてみたいと試行錯誤(思考/嗜好/指向の錯誤)しながらシャーペン描きしてみました。
草深琴菜(くさぶか・ことな JS6)、大体毎日一食はカレーを食し、大抵の事は笑って流す温厚な少女。
もちろんタピオカミルクティーも大好きで、「お子様が飲むものじゃないわよ」とJK達に言われても気にしません。
でも、もっと大好きなのは、幼馴染みの彼氏。
彼の事を考えるだけで、いつもしあわせです。
そんな彼女が許せないのは――宿題の山でも、お子様扱いされることでもなく、
「生えてないくせに」(なにがだ)と言われることと、
彼氏との仲に口出しされることです。
宙を舞ったランドセルが地面に落ちたとき、琴菜のレジスター・モデルは雷鳴のごとく轟き、立ちふさがるすべてを撃ち倒して未来の夫のもとへ向かう短くも長い旅が始まるのです。
……えー、この作品は私にとって色々な意味でプロトタイプというか、
(過日のビル・ラングロイとかもそういう要素は強いんだけどね……)
色々やってみたいことがどれだけできるか、という検証もあるというか。
いや、その、
武装JSを描きたい気分だったのです。
インサイドブルマからのファスト……いや、クイックドロウを描きたかったのです。
「待て、そもそも彼女の銃は何だ?」
S&Wのレジスター・モデル。
「それ古式銃か?」
現用銃ではありませンよ?
……いや、レイル付でタクティカルな今時のより、ちょい古めなのとか適度にクラシケなのが好みなんですが――ええ判ってます。1935年発表の戦前型S&W.357マグナムでウェスタンはそぐわないって。
けれど……これでいきたかったんです。別格の存在であった"レジスタード・マグナム"で。
あと、
生えてる生えてないとか(だから何がだ)、大きいのがダメとかではなく、武装JSとしてセンパイたる武装JKに対して意地を張りたいというか、強気な台詞でいきたいとか色々と思うところが。
……そして彼氏は名前すら決まってません。姓は「水落」になる予定ですが(静岡ローカルネタ)。
ペン入れとか色彩とかどうしようか思案中ですが……あ、窓枠とか描いてない。
2019-06-21 12:38:09 +0000