あきらめず立ち上がれ
旧トランキル王朝において、荒廃した地域からの人命救助と並行し、
残存する反帝国勢力をかき集めていたラルス。
レジスタンスたちの前にラルスが現れたとき、その場には狂喜と歓喜の叫びが響き渡ったのだった!
「見ろ!ラルス卿だ!」
「やっぱり生きてたんだ!帰ってきてくれたんだ!!」
「随分と待たせやがって!すっかり待ちくたびれちまったぜェ!なァヒーローさんよ!!」
「そうだぜ!あんたがこうして来てくれるのをみんな待ってたんだ!レリギオンの奴らをボッコボッコにしてやろうぜ!」
「静粛に!みんな、今までずっとつらい思いをさせて本当にすまなかった…先の大敗は我々の力不足故と痛感している。
かくいう俺自身も深手を負ったが…でももう大丈夫だ。それよりもだ…みんな聞いてほしい。
いま、世界はレリギオンの圧政により多くの人々が苦しみ、嘆いている…やはり俺たちはそれを黙って見ているわけにはいかない!」
「そうだそうだ!」「いったれラルスー!」「やっちまえー!!」
「…戦略に必要な物資・兵力などはわがドラッヘンブルク財団が全面的にバックアップする。
無論、俺自らも出撃させてもらう。わが最大の友、グランドランとともに!」
「おーっ!」「かっこいいー!」「レリギオンいてまえー!!」
「みんな!もう一度俺たちに…みんなの力を分けてくれ!俺の命は…みんなの心と…正義とともにある!!」
ラルスの熱き懇願に、反帝国同盟の士気は最高潮に達した!さぁ…怒涛の反撃が始まる!!
■自前
ラルス&グランドラン:illust/74599613
2019-06-19 13:11:02 +0000