デフォルメ特訓企画「手癖でD。」、第四弾は池谷の幼馴染で秋名スピードスターズの実質No.2、健二先輩の日産180SX タイプⅡ[RPS13]です。職業不詳(実家のクリーニング屋を手伝ってる?)、気がつけば池谷や拓海、イツキ達とスタンドでダベってたり、レッドサンズとの交流戦ではあわや高橋啓介と対戦しかけたり、ナイトキッズ交流戦では拓海に秋名の上りでコーナー一個でチギられたり…と、なんとなくうだつの上がらない印象ですが、顔が広く情報通で、また池谷との友情はとても大事にするあまり、碓氷峠編では本気で池谷を叱ったりと、憎めない先輩です。
さて、クルマの方ですが、今回はちょっとしたコダワリから、少しインチキをしています。というのも、その③で描いたシルビアから、フロントウインドウからドア、シャシー周りをごっそり流用して180に置き換える…という、実車さながらの(作画)コストダウンを行っています。とはいえ、ちゃんと180との互換性を持たせるため、シルビアの方のデフォルメバランスをかなり綿密に練ったので、手抜きになってるのかは…どうでしょうね。
ちなみに、いきなりシルビアから180を錬成するのは確証がなかったので、時系列が前後しますが、先にシルビアの顔を残して、シルエイティを作画してから顔を180に置き換えています。なので意地でも碓氷峠編まではやらなくちゃいけなくなりました。
クルマの仕様の方ですが、健二の180は本当に出番が少ないのでまたまたインターアライドのモデルカーからステッカーなどの仕様を引用しています。WORKやDUNLOPは分かるとして、BOMEXは…一体何のパーツを付けているんでしょうね…。
今回のどうでもいい話。
ウィキペディアを見ていて気が付いたのですが、健二の180は中期、一方池谷のシルビアはCAエンジンの初期型なのに、ナンバーの分類番号は180の方が若いんです。定職に就いてなさそうとこからも推測するに、実は健二先輩の家って比較的裕福な方で、180は新車で買ってもらったんじゃないかなぁ…とか思ったり(池谷のファッションをdisってたりするしね)。で、池谷は頑張って自力でローンを組んで、その際SRエンジンの後期型より比較的安かったであろう初期型を買ったんじゃないかなぁ…とか。実際のところはどうなんでしょうね、しげの先生。
2019-06-16 17:46:23 +0000