きまぐれ絵かき

冥 またの名は赤の女王

主病巣である”がん”の真の姿。前回上げたウィルヒョウ、シュニッツラー、クルッケンベルグを束ねる女王。

あ-ここから長いので読まなくていいです。

その死神は遥か有史以前より存在していた。
だが人類の歴史の中でそいつはずっと目立たない存在だった。
死神は他にもたくさんいたのだ。
人々は果敢にも死神たちに立ち向かい、そして多くを克服してきた。
20世紀に入り抗生物質が発見されると多くの死神は倒されていった。
白いペストといわれた結核(風立ちぬ見ました?)もこれに屈した。
”がん”もいずれ近いうちに屈するものと思われた。
だがその死神は容易に屈しなかった。
そしていまだに人々にはばかる病の帝王”がん”。
一体何人の人間を殺害すれば気がすむのか。
そいつに立ち向かうにはどうすればよいか、
それを今語ろう。

長い前置きになりました。今回上げたのが”がん”の象徴的な総体を絵にしたもの。
つまりがんを擬人化しました。

がんを擬人化するのはかなかな怖いところだったけど思いついたものはしゃーない。

また大腸がんに罹患してしまった近い友人のためにも書こうと思う。

追記
ニュースでアメリカで肺小細胞がんの全身転移で余命3ヶ月といわれ何か治療はないかと
探し、犬の駆除約のフェンベンダゾールを服用したらがんが消えたのだという。
与太話だと思ってスルーしかけたが、調べるとフェンベンダゾールには脳腫瘍等に抗腫瘍効果
があるという報告があった。他にも抗がん剤の組み合わせをしていたのもあるけど、
まんざらデタラメでもない話とも感じた。これからの抗がん剤治療は患者に合わせた
オーダーメイドも視野に入れる必要があるかもしれません。

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2019-05-07 16:24:02 +0000