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「そんなことしたって何も変わらないよ」
周りに誰も居ないはずなのに声だけがハッキリと聞こえてくる
「笑顔で皆が暮らせる世界? そんなのできるわけ無いじゃん」
「無理に決まってんじゃん! 馬鹿じゃないの?」
コトンの行動を否定するその声は、昔どこかで聞いた声…
「やる前から諦めてたら、何も変わらないわ!」
どこから聞こえるのかも分からない声に言葉を返すコトン
気付けば、辺りの視界は悪くなり、体は寒さで凍りつきはじめていた。
「じゃあ、何か変わったのか? いいや、変わってないな ポケモンは今も争い続けている」
「無駄なんだよ 全て」
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【illust/74511860】の後のコトン側の展開になります。
ダークマターの影響が進行し、何か声が聞こえてくるようになったようです。
周辺には誰もおらず、他のポケモンには声も聞こえないので
周りから見ると1匹で誰かと話してるように見えます。
寒さに耐え、自分を保つのに必死なため
「つうしんき」などの声には気付かない可能性が高い状態です。
■うちの子
コトン【illust/72238088】
4章衣装【illust/74420337】
「む…無駄なんかじゃ…」
2019-05-06 04:19:58 +0000