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良（りょう）一人称 私
二人称 あなた、○○さん
身長 148cm
死体遺棄と殺人犯の逃亡扶助の罪で「運び屋」なる罰を仰せつかっていた16歳の少女。殺人犯との関わりやそれまでの生活については話してくれるが、どうして罰が「運び屋」なのかに関しては一切口をつぐむ。
そして罰に関してはあまり苦痛と感じていないようで、船内でもちょっと預けづらいお届け物を届けようとしている。
この船に乗るまではどうやらサンディと共にいたらしく乗船後も時折関わっている。
——
【生前】
魔法と17世紀程度の科学が共存する、砂漠のオアシスを中心に出来た国の出身。本人も火魔法を扱えた（よく燃える物に指で火を付けられる）。
学校と家の往復で勉強ばかりの退屈な毎日に飽き刺激を求めており、親に隠れて近所のゴロツキの男とよく交流していた。ある夜そのゴロツキに誘われて郊外の小屋へ行くと、そこには死体が。ゴロツキは実は裏稼業の稼ぎ頭であり、シマを荒らす商売敵を始末してその痕跡を消そうとしていたのだ。と説明されてコージヤはひるまなかった。少々過激だが求めてやまない刺激だったから。
かくして彼に従い死体を埋めたコージヤだったが、それ自体が罠であり、やがて死体が発見され治安部隊が騒ぐ間にゴロツキは「コージヤが死体を埋めた」と噂を残し逃走。要するにコージヤは囮にされたのだ。
逮捕された後「運び屋」としての罰を食らい、額にその証を入れられたコージヤは、少年のような格好をして魔法石で強化されたスコップを片手に危険物を運んだり危険な地帯に足を踏み込んだり——したのか、してないのか。
本人によれば「世界に追い出され掻き消された」らしい。
2019-04-30 20:36:32 +0000