「~♪」
鼻歌混じりに氷原を歩む。
ここは雲が晴れていて霧もそれほど多くない、結構爽やかな風が流れていた。
本当にこんな場所に悪意が溢れているのだろうか?
ロータスは足元の氷がそうだと言っていたが、服のお陰で足元までそこまで寒くなく、そういう印象も感じない。
「なあロータス、このあたりは君の言う悪意も弱いんじゃないか?」
…返事がない。
「ロータス?…!」
振り向いてみると、いつの間にかロータスは姿を消していた。
落ち着け、慌てるな。こういう時は…コミュジュエル!
取り出してまずはロータスに通信をするも、答えは返ってこなかった。
こっちがダメなら拠点!
-ライオットさん、どうしました?-
繋がった!
「あ、イザベラさん!実は…」
これまでの状況を説明し、イザベラさんからも通信してもらったが返答はなかったようだ。
-ダメですね。-
-けれど、こちらに戻ってきているわけでもないので、倒れてしまった、という訳ではなさそうです。-
そうかぁ…と、状況に安堵と不安をかけ合わせたようにつぶやく。
けれど気を落としてる場合じゃないだろう?
「俺、ちょっとこのあたり探してみる!見つかったら見つかったらまた連絡するよ!」
心機一転して氷原を駆け回り、ロータスの痕跡を探しに行く。
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ライオットとロータスがはぐれました。
ライオットはロータスの痕跡を探しつつ、また散策もしているようです。
ロータスは現在上に飛ぶタイプのワープスイッチを踏んでしまい、気絶しながら空の彼方に消えました。
そのため、これ以降の時系列でのロータスとの交流を不可とさせていただきます。
ライオットの現在のゲンセキポイント 【12ポイント】
称号【エメラルド】
セリフだけお借りしました
イザベラさん【illust/72235015】
ライオット【illust/72238117】
星になった【illust/72238129】
それぞれの4章衣装【illust/74306240】
2019-04-22 14:40:53 +0000