「こんな危ないところにいて、私の晩餐が燃えてしまったらどうするんですか」
「誰が晩餐ですって?」
◇◇◇
記憶にある甘い香り、
馥郁たる罠に誘われるまま辿り着いた先にいたのは
やはり最後の晩餐と決めた禁書の魔女であった。
「また男の人でも誑かしているんですか?」
「――まあ、失礼でしてよ。男女差別なんて。
愉しませてくださるなら、わたくしどちらでも宜しいのですもの」
「おやおや、悪い魔女様だ」
「私のことも誑かしてもいいんですよ?」
できるものなら。
私に隙を見せまいとする彼女の表情を歪ませたい。
(それだけですよ)
◇お借りしました
推しごはん:禁書の魔女(illust/74176310)/捕食者(illust/74222441)
EXに推しが来てる~~!ってはしゃいで調子に乗りました。
(場所が変わっても食べる食べられないって追いかけっこしてるの描きたかっただけ…!)
まあ遅刻ですけど…。EXお疲れさまでした…!
2019-04-15 18:13:51 +0000