「これだからガキの身体は嫌なんだ。え、魔法少女? 悪いがそーいう服はお断りだ」
「朱落? さぁ、良く似た別人じゃないかな?(すっとぼけ)」
「……何のためにお前にあの名前をつけたと思ってる。ずっとそんな腑抜けてたら許さねぇからな」
朱桜(すおう)/女/10歳程/135㎝
口も態度もでかい幼女。どっかで見た気がする人もいるかもしれないけど、本人は頑なに関係を否定する。
あまり表情は動かないが、感情がないわけではない。
身の丈以上の大弓と言霊と呼ばれる特殊な術を使う。
琥珀との関係を聞かれれば「とりあえずの主従」と答える。
「どうだろう。主人、になるのかな。彼女は俺の命の恩人だよ。あれで20を超えているらしいし」
「申し訳ないが、俺は貴方達の言う人物とはきっと別人ですよ。そんな偉そうなことを言える立場じゃない―――でも、そうだな。そんな『もしも』があれば、とても嬉しいと、そう思うよ」
「人を殺しました、沢山。自分の意思で。『誰もが幸せになれる』そんな魔法じみた世界を信じていたんです。気が付いた時にはもう戻れなかった。でも死にきれなかった。―――どうしても、伝えたいことがある人がいるんです」
琥珀/男/20代半/182㎝
東の島国出身の元医者の青年。朱桜いわく、そこでも最高位の医官だった。
かつてそこで不老不死を求める王により、数多くの人体実験を行っていた。それが多くの人の幸せになると信じていた。あるいは言い聞かせていた。最後にはそれに反対した幼馴染を手にかけた。
だが、実験は失敗。半端な不死の化物となった幼馴染に国は滅ぼされ、自身も死にかけていたところを朱桜に助けられた。
お人よしで頭の回転も速いが、どこか悲観的で自虐的な言動が目立つ。
●IFルートです。
いのちEXと契約して魔法少女になった朱落と、その際に一緒に一時的に人の姿に戻ったアンバー。
ただ、アンバーの場合は記憶までは引き継がれなかった為、出会った人のことは全く覚えていない。
朱桜と琥珀は、二人の本名。
いのちEX【illust/74098972】
魔法使少女と魔法使いに憧れた咎人【illust/72993524】
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2019-04-13 16:40:17 +0000