扶桑皇国空軍 ストライカーユニット F-15F改

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F-15全天候制空戦闘用戦闘脚
F-4等の後に登場し、リベリオンの同盟国を中心に、高価ではあるもののその信頼性と高性能から広く採用されたジェットストライカーユニットであり、扶桑皇国空軍は従来の方針を踏襲してF-15Cの扶桑仕様「F-15F」を1974年に採用した。
それから半世紀を経てなお、F-15Fが現役である事は驚きを以て迎えられるべき事実ではあるが、扶桑皇国が独自に施した近代化改修もあって、今でも十分に一線で通用する制空戦闘脚の1つであり続けている。
F-15F改と呼ばれるユニットは厳密には複数の改良ステップが存在し、その最終型はエンジン自体の交換と構造材のチタン化を含むもので、そうした詳細は半ば意図的に公式に発表されていない。
固定武装は携行艇体に組み込まれた20mm3銃身FM197(940Round)、弾薬は携行艇体下のBOX内にMFAとして収納され940ROUNDと言う破格の装弾数を誇る。敢えて3銃身型を選択したことで重量の軽減と射撃可能時間の延長に繋がっているとされているが、実際特別な固有魔力を必要とせずに運用可能な銃火器としては破格の性能を有していると言って問題ない。
両脚とその主翼下には増槽各1又は2、MFA(マジックフォールディングアーム)処理されたサイドワインダー各2、スパロー又はAAM5各2を標準装備している。
携行艇体は一般的な方式を踏襲している。
コクピットには使い魔が座し、兵器の誘導や索敵などでウィッチにとってバディとして機能する。
艇体右側面には戦闘ヘリコプターや陸上戦闘車両で採用されているM197がマウントされており、下部に置かれた魔導空間BOXから弾薬供給を受ける事で、外観からは想像しがたい射撃継続能力を有する。
先端ノーズにはレーダーシステム(魔導針増幅ユニット)が収納されており、ウィッチの固有魔法に頼ることなく全天候戦闘能力を付与している。
コクピット後方の開口部はグリップタイプとハンドルタイプの保持桿が収納されており、肘の部分でも固定することで運用者は右腕一本での運用も不可能ではない。
しかしコクピット両側面から始まるバルジ先端にレールでの可動性を有するサブグリップがあり、左腕での保持も可能となっている。この事で運用者の強化された膂力で自由な方向への迅速な射撃を可能となる。
艇体後方には補助発電システムが内蔵されており、M197や電子システム、魔力増幅機構の独立稼働を実現している。
脚部はエンジンの入れ物と言うべき存在であるが、F-15は頑丈な構造で知られ、主翼面積の広さも開発された時期を考えれば驚くべき水準にある。しかしその結果高い搭載能力と機敏な運動性能を兼ね備える事に成功している。着陸脚は主翼と尾翼の間のバルジ部に設けられており、前方側から180°の回転と、基部のせり出しで水平尾翼よりも車輪が突出するストロークを確保している。
格納扉は外側に向かって開くが、着陸脚を多重魔法陣と同時に不可避に噴射される排気熱から守るために小さなパネルが内側(噴射口側)に開くようになっている。
主増槽タンクは脚の中心より内側に配置され、スパロー(AAM5)はインテークの内側のライン上にタンデム配置で搭載される。
サイドワインダーは副増槽タンクの懸架装置(主翼)の左右両側に取り付けられる。

用語-1
MFA
魔導空間を用いた兵器収納システム
但しその内外における物理法則の連続性などの問題から魔導空間内から直接射撃を行うような運用は様々な支障を生じるため基本的に運用されていない。(※液体は非ニュートン力学挙動を示すため直接外部と接続できず、ガスも同様に制御が困難であるために空間内部から直接外部に弾体を射出するなどのコンパクト化は断念されている)
しかし大型機関砲の弾薬など、比較的そうした影響を回避し易いシステムには適用され、荷重・重心などの問題を回避する有効な手段となっている。
一方誘導兵器(ミサイル類)は搭載能力の都合上専用の特殊な術式が用いられており、本来の1/10ほどのサイズに「折りたたんだ状態」で携行し、それを射出と同時に魔導空間を離脱し、フルサイズとなって飛翔する事を可能としている。但しこの術式は比較的高価であり、また術式自体の完成に多大な時間を要する為、新たに開発されたり、大幅な改良を加えられた兵器は改めて術式構築(開発)から行う必要がある。
運用にもさまざまな制限が付随し、現段階で誘導ミサイル以外に適用されることはない。(起動と同時に魔力充填が行われ、ウィッチ自身の身体同様に魔導空間内部の物理現象異常を補正してから電気系・電子系・燃焼系が起動する)

用語-2
携行艇体
タービンジェットエンジンの高性能化により推力比が1に迫りスーパークルーズすら夢物語ではなくなり、彼我の機動性と運動性の向上は戦闘脚に装備した機器とウィッチへの能力サポートだけでは掌握しきれない水準の戦闘を意味しており、武装のレーダー/魔道針と連動する事が必須とみなされ、加えて誘導兵器であるスパローやサイドワインダーの運用制限(照射角度の狭さ)は携行艇体自体の必要とそこへの武装の集約を求める様になっていった。
携行艇体は左右の戦闘脚同様に魔法的な相対位置の連動や固定が可能であり、従来の筋力補正による火器の取り回しに比べてより大質量の強力な火器を運用する能力をウィッチに付与する。これは従来に比べ圧倒的に高速かつ強力に変化したネウロイに対抗する上で必要不可欠な変化の一つだった。
携行艇体は大型機関砲(特に反動が大きな20mm以上のガトリング形式の物)やMFA(魔導空間収納火器)適用前の試作に近い大型火器を懸吊することも可能であり、そうでなくとも初期の照準誘導がタイトな各種誘導弾をレーダーに「乗せて」発射するには必要不可欠であり機関砲の類にしても高G環境下で確実に動作し、射撃速度も確保するにはモーターの併用をはじめ電力が・・つまりはバッテリーなり発電機なりが必要であり、更には携行弾薬の問題から次第に携行艇体の運用が一般化しはじめた
こうした機械的な補機は一部の傑出したウィッチには無用な場合もあるが、魔導機関による魔力増幅が発達してなお、十分な魔力と飛行特性に恵まれたウィッチは希少であり、少しでも負担を減らし、戦力化を進める事はどうしても必要だった。

キャラクターはフミカネ氏のものを一部修正したのみで、基本トレスしたサイズ比較用となります。
オリジナルウィッチとしての詳細は「user/385464」・・・あれ?まだアップされていない・・・

#strike witches#young girl#オリジナルストライカー#ストライカーユニット

2019-04-12 19:50:57 +0000