それは突然のことだった。
副神官長が不在となり【novel/10874421】悲嘆に暮れかける神官長ヴァシリエの眼前で、御神体に亀裂が入ったのだ。
割れた一部から大柄な男が現れ、唖然とする神官長の前に降り立った。
「メソメソしてんじゃねえよ! 一応俺の娘だろうが!
オラッ、さっさとオールンとかいうのを片付けて、喧嘩祭りの続きだ続き!」
◆エインゲイル・ターミナルマン
210cm 男性型
エインゲイル御神体の所謂「ヒトガタ端末」。言語による相互理解のために生成された。
豪放磊落を絵に描いたような性格でノリがいい。神族にあたるが、全くそれを思わせない程品がない。
「面倒だから、エインゲイルマンとでも呼んでくれ!」(サムズアップ)
◆シリアスってなんだっけ・ファンタジーを描く企画・pixivファンタジアLS【illust/72934234】
2019-04-12 12:20:03 +0000