■極東においては、援軍を送れぬまま日本皇国を失ったファティマ自由聯合であったが、
アフリカ戦線では、量産化が軌道に乗ったガーダム【illust/851587】
とガルゴス【illust/1298809】を主軸として大規模な反攻作戦を開始した。
南米に次ぐフェロモナイトの産地であるアフリカは、両軍にとって失うことの許されない土地である。
■無数の白い航跡を残して、スペルマン粒子が地平の彼方に消えた。
照準器を凝視していたケリー中尉がつぶやく……「着弾を確認。敵損害多数。」
ガルゴスのコックピットが歓喜に沸く。
「指揮官機より入電!ガーダム隊突入まであと20秒。至急、次弾を打ち込めとのことです!」
「10秒待て。着弾地点をずらして、後退する敵を殺る……」
■再びガルゴスの周囲に濃密なスペルマイオンが湧き上がると、大空に向かってスペルマン砲が放たれた。
アフリカの大地は、また一歩、平和に近づいた!!
2009-11-29 13:04:48 +0000