???「はぁ……はぁ……!」タッタッ
ー彼女は、走っていたー
《お前なんかいらないニャ!!》
《早く村から出て行けニャ!!》
???「……!?」ガッ
ズザザァ…
???「……うぅ…………」グッ
《 こ の 化 け も の !》
???「……ッ!!」ダッ!
ー彼女は、走った。どれだけ転んでも、石を投げられた痣が痛んでも。悪夢から逃げ切るためにー
ーキリキリとココロが痛む。脚は軋んで悲鳴を上げている。それでも、意識を失うまで走り続けたー
・
・
・
・
???「……………………」
ー彼女は、さっきまで走っていた森のものではない草木の上に横たわっていた。暖かい木漏れ日で目を覚ますー
???「…………ここは………?」
サクヤ「大丈夫……?」
???「……!!?」ビクッ
サクヤ「?……血が出てるよ?今手当てしてあげるね!」
サクヤ「大丈夫!私こう見えても手当てはとくいなんだよ!!お母さんに教えてもらっ……あれ?」
???「」ガクッ
サクヤ「」
サクヤ「んわぁぁぁぁぁぁぁぁ大変だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!((((;゚Д゚)))))))」
サクヤ「どうしよう!元気になったと思ったのにまたたおれちゃった!!早くみんなに知らせないと!!」オンブッ
???「」
2019-04-07 02:19:20 +0000