■青いフォートブレイズ、
テイル島の戦いの後ノーザリアに鹵獲された五番艦、
ノーザリアの技術によって蘇ったそれは雄叫びとも悲鳴ともつかない咆哮を上げながら進んでいく。
テイル島に行っていた私はそれに乗っていた。
本当なら殿役なりフォートブレイズを守らなければいけなかったけどそうはいかなかった。
巨将の猛攻を凌いだ事で負傷し戦闘が出来る状態じゃなかったし避難民の受け入れ作業や確認に
回らなければいけなかった。
だからなのか、柄にもないけど悔しい、
悔しいという気持ちが炎となって溢れ、今にも取り返そうと飛び出してしまいそうだ。
でもそれはだめだ、
私は【巨影殺し】だ。
巨影殺しとして自分を売り込みそして雇われた。
ならば私の役割は五番艦の奪還、または破壊の障害になりそうな巨影達を抑える事。
「それがフォートブレイズ対巨影迎撃兵の私の務め」
「うむうむ、君も中々立派な大人になったな。」
「そうでしょうかチェイリーさん?」
「ああ、誇っていいだろうさ、君は立派な淑女だ!」
「あはは、そこまで言われるとなんだか照れちゃいますね」
「さて、であれば私達の相手は…」
「はい、あの青い巨影『ケイヴァン』ですね」
『ケイヴァン』常夜の氷壁とも呼ばれノーザリアの巨大戦力として各戦場で突然現れては
猛威を振るった巨影、
私達がウォーロンドの巨人砦の対処をしていた間に五番艦を襲撃したという。
下手な竜とかよりも戦慣れしているあれは看破できない存在だ。
五番艦を取り戻す障害だけじゃなく、レッドヴァルの脅威になりかねない。でもそれ以外に…
「私達がいない間にブルーランドで受けた借りを返さねばな!」
「ええ、それじゃあ行きましょう!」
という訳だ巨影の騎士、
個人的な理由も含めて貴方には私達の鉄拳と炎をしっかりと受けてもらいます。
さあ、作戦行動開始だ!!
■ギリッギリだけどなんとか間に合ったああああああああああああ!!
色々とありますがまず最初に、
チェイリーさんの袖部分、逆だったの今更気付きました。品さん本当にすみません!!(汗)
そして皆様ピクファンお疲れ様でした。
描く速度が遅いせいか自キャラファンタジアになってしまって皆様と真っ当な交流が
出来なかったのが非常に残念でしたが皆様の作品を見るだけでも色々と想像したりして
楽しませていただきました。ただアフターなりまだ続きがありそうなりなので間に合えれば
また描きたいと思います。
それでは一先ずですが皆様ありがとうございました。
2ページ目以降はNGシーンみたいな感じでお願いします。
■お借りした方
本当に色々すみませんでした。チェイリーさんillust/73095148
本家がフリーダム過ぎるケイヴァンさんillust/73126162
ようやくバイザーが脱げた自キャラillust/73394150
2019-03-31 14:03:29 +0000