付近で不審な塔が発見されたと伝令を受けたまさにその瞬間。焼かれるような熱波と共に砲が放たれた。
どうやら制圧が間に合わなかったらしい。この機に乗じ、勢いづいた敵軍の追撃が考えられる。
そう思い至り奇襲をかけたものの、掠めた槍は敵兵の仮面を跳ね飛ばすに止まった。
「首を刎ねるつもりだったのだがな」
煽りでもあるが、真実そのつもりでもあった。
黒い外套の男は黙したまま、返答代わりにゆっくりと剣を構え直す。
よくよく見れば外套にはこびり付いた多量の血痕。だが全て男のものではないのだろう。
どうやら一筋縄ではいかない相手を選んだようだ。
■非公式イベント:星詠いの塔攻略戦【illust/73618964】
こちら素敵なイベントを立てていただいていたので参加したかったのですが、盛大に間に合いませんでした!
ですがダンディでカッコ良かったのでお相手していただきました、カサドーリエのスヴァトスラフさん【illust/72938553】
諸々パラレルですが良いとこだけ拾う・スルーなどご都合良いように解釈してください。
■ヘンデ【illust/73012535】
■ファンタジーテーマ作品 投稿バトル企画、pixivファンタジアLS【illust/72934234】
※2019/03/19 加筆修正しました
2019-03-17 14:51:54 +0000