◆それはそれは軽快に、振り折ろされた木槌は響く。
如何な命も人生も、この音の下では等しく商品。
「――さぁ奮ってのご入札を! 時は早く、我々が槌を鳴らすのも瞬く間。こちらに居並ぶ選りすぐりの奴隷達、値を付けられるのは今この場の御客様だけで御座います」
■カガリ(左側)
「なァんでアタシがあの畜生よりも下なんだい忌々しい」
「毎度トラブルありがとうございます、掃き溜めはあちらで御座います御客様ァ!!!」
カリダーデのオークショニアの一人であり、ガードマンでもある有角のダークエルフ。角を含めると身長が200cm程になる。両性具有。
血の気が多く、トラブルの全てを拳で解決しようとする。鉤爪がついたナックルと近距離特化・肉体強化の魔術で戦う。
奴隷の身分のままカリダーデのオークショニアの頭を務めているプリメイロを快く思わず頻繁に衝突する。
■プリメイロ(右側)
「私の文句を言うならばどうぞ御主人様に。私は御主人様に許された事しかいたしませんので」
「どうぞ皆々様、その目をばこちらのステージへお向け下さい。オークションを仕切らせていただくのはこの私、プリメイロ。今宵も選りすぐりの奴隷達を、御前に紹介する栄誉を賜りたく存じます」
カリダーデ(illust/73169025)のシートにずっと居た人。奴隷市場カリダーデの支配人であるアリシーダ(illust/73223717)に眼球の美しさを気に入られ、直々に買い上げられた眼球観賞用の奴隷だったが、持ち前の記憶力の高さと弁舌でオークショニアの頭まで上り詰めた獣人。
身につけた目隠しはアリシーダが許した時のみ外す。
カリダーデでの位は高いが所詮身分は奴隷であるため反発する者も多い。
■戦闘要員兼オークショニアです。
カガリの方の負傷・欠損・死亡描写等はご自由にどうぞ。プリメイロは負傷・欠損は描写可ですが目隠しを外す描写のみご遠慮ください。
2019-03-16 16:04:15 +0000