驚いた。魔法院に立ち寄った際に面識があったぐらいだったが。
その大魔法使いへの助力の願いの文だった。
こんな辺鄙なところまでこの伝令が飛んでくるとは、あれほどの使い手が窮地に陥るほどの事だというのだろうか。
さて、偶然にもセイレイチョウの群れに出くわしてせっかくだし鱗粉を少し貰おうかなと思っていたところだった訳だが。
この蝶の群れに少し助けてもらおうか。
しばらくしてー。北の境界、その谷間に蒼い蝶が舞った。
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▼セイレイチョウ
ラスト大陸各地の森に出現する光る蝶。魔力を豊富に湛えた森に出現しやすくその魔力量が多ければ多いほど大群で現れやすい。
物理的には触れる事が出来無い為、生物と言うよりかは魔力の塊のようなものではないかと近年の魔法院での研究で発表されている。
飛び舞い散る鱗粉は生命の活力をもたらし秘薬の原料になるとも。
大体光る蝶の形をしていればいいんじゃないかなと思います((
谷間の国の戦場にこの蝶の群れを運んでもらったので群れが飛びます。
一緒に舞い散る鱗粉の効果で継続的な回復効果をもたらします。
寒いとは思いますが蝶自体が魔力の塊みたいなものだと思うので気温は関係ないとは思いつつそこはファンタジーという事で。適当にお使い下さい。
設定自体は企画内でしてらいつでもお使いいただいて結構です。
辺境の癒術師ヴィドー、バードリカ:illust/73031002
非公式イベント、偉大なる魔導に集いて:illust/73565540
企画元:illust/72934234
2019-03-12 14:56:50 +0000