その無数の剣は墓標なのだと、少女は言った。
エルダーグランの為に戦い、散っていった者達の命の証なのだと。
「本当ならちゃんとした墓石も用意してあげたいけど、とても間に合わなくて…」
「…私達にも、お祈りをさせてもらっていいかな。」
「ここに眠る人達と、この人達を思って生きる人達に。」
” いくつもの森、いくつもの山、いくつもの海を越えた遠い所
歩いて行く事も、飛んで行く事も、泳いで行く事もできない所
この声も、この手も、この歌も届かないほど遠い所
どこにいても、私はずっとあなたを思っています
あなたの優しい声も、穏やかな笑顔も
ずっと私の側にあります
どれほど時間が経っても、決して消える事無く
この声も、この手も、この歌も届かないほど遠い所
それでも私の心はあなたに届いていると信じています ”
A lot of forests https://youtu.be/nBox-zyzu18
【使用楽器】ウクレレ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(3/13追加)ニフちゃんに、夢守(ゆめまもり)の笛をおみやげに渡しました。
戦死者はたくさんいるだろうし、きっと墓石が足りなくて剣だけが墓標という人もいるだろうと思ったので。
お墓を作ったばかりなのに草がたくさんあるのはきっと魔法の何かです…
都合が悪い場合はパラレルスルーでお願いします。
こちらの設定を少しお借りしています。
アンダーリアの共同墓地 illust/73226786
お借りしました!
ニフちゃん illust/72939644
トゥーリとヴァロ illust/72956279
2019-03-10 16:08:12 +0000