燃える沿岸を切り裂き、おそろしく巨大な氷塊が中空に姿を表した。
続き海面には武装船団「ヨークトャル船団」が飛沫を上げて現れ出る。
「エインゲイルの! 今日は氷竜の旦那【illust/72938458】はいねえのか、喧嘩でもしたか?」
「貴公こそあの女【illust/73535739】は何者だ。見たことのない顔だったぞ、いつから居る。」
死中に活を求める蛮族同士ならではの、場所を選ばぬやりとりであった。
そんな中の出来事である。
(神官長……? なんだあの羽みてえなのは)
荒れ狂う嵐のような戦域の中、シグトルの片目は確かにその燐光を捉えていた。
それは神官長の背から微かに輝いて羽ばたき、消えていった。
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非公式イベント「炎神海境」【illust/73546350】にノーザリア側で参加します!
ギルド外の足に使ってもよいとのことで、ヨークトャル船団【illust/73009955】に同乗させていただいています。
戦場をエインゲイル御神体【illust/72938182】は決して溶けることなく周囲に冷気を放出し、炎を凍らせます。
同時に神官長ヴァシリエは冷気の視線を放ち、海面を凍らせていきます。
◆お借りしました◆
牙斧のシグトルさん【illust/72959074】
◆自キャラ◆
神官長ヴァシリエ【illust/72937865】
◆ファンタジーを描く企画・pixivファンタジアLS【illust/72934234】
2019-03-08 10:09:05 +0000