「あははっ、すごいすごい!!また大当たりだよ、筋がいいんじゃない?」
「・・・ハッ・・・ハァ・・・ちょっと、これ重すぎる・・・ッ!!」
「えー、ボクの外装で緩和されてるじゃない。それくらい何とかしてみせなよ、シュヴァルツシルト」
「これじゃ・・・満足に動けない、し・・・もし・・・接敵されたら・・・ッ」
「その時は何とかしてあげるよ。大体、ここで止めないと後方にいる補給部隊に被害が出るっていってここまで来たのはキミじゃないか」
「・・・それはッ・・・そうだけど・・・ッ」
「ボクは別に下がってもいいと思うけど。まぁ、護衛に付いているキミの小隊が明日を迎えられなくなってもいいなら、ね」
「・・・・・・うぁぁぁあああああッ!!!」
「そうそうがんばれー。ほらまたきた、7時方向敵2、15m!6秒後に3時方向敵3、10m!」
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◆不動黒拳ヴァルター
無骨だが細かな装飾が施された黒の手甲。使用者に確乎不動の心と、巨人族とも渡り合えるほどの剛力を与える。
また使用者の生命エネルギーを使った巨大な腕を出現させ、不動黒拳の動きに連動させることができる。
巨大腕は通常の武器程度は余裕で弾くほど硬く、また一般歩兵を押しつぶすのには十分な質量を持つ。出現範囲は半径20m程。
装着した瞬間、使用者には重力負荷が発生する。兵士でもない一般人が装着するともれなく全身複雑骨折。
鍛え上げた体を持つ者でも装着したまま戦うのは至難の業である。
◆夜外装ナイトウォーカー
夜渡公の力の一部を具現化した外套。使用者に限定的な浮遊能力と、外套自身による自動防衛能力を付与する。
現在は不動黒拳の重力負荷対策として浮遊能力を、外套で姿勢制御をとっているが一歩も動けない。
◆デモンビースト
夜渡公の配下。単体での戦闘力は一般的な獣と変わらないが、その一つ目は熱を感知し視界が非常に悪い中でも目標を追跡できる。
知性も普通の獣と変わらないが、ちょっぴり残虐。10体程を召喚し1組として用する。
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◆ぎりぎり2章!!
◆デモンビーストを2体1組にしてシュヴァルツシルトさんを中心に円形に走り回らせ、接敵したらその場で足止め、位置をピアが報告、飛ばした巨大腕で撃破する。みたいな戦法をとっています。視界が開けてたら即魔法が飛んでくるので使えません。
◆夜渡公は力の一部を貸し出し中のため小さくなってます。
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◆シュヴァルツシルトさん【illust/73054878】
◆夜渡公【illust/73112397】
◆pixivファンタジアLS【illust/72934234】
キャプション随時編集
2019-03-03 14:46:49 +0000