遠く微かに、敵襲警戒を促す遠吠えが聞こえる。
ジェーデン隊長に伝えた情報が、防衛線にいる月の兄弟たちまで正しく届いたのだろう。
ソニアの無茶が多くの者の助けになったことを噛みしめながら四肢に力を込めて飛ぶ。
その彼女の背中に、先ほど追い払ったはずのノーザリタタテガミグマが迫っていた。
狼すら上回る熊の嗅覚で、執拗に彼女を追ってきたのだろう。
疲弊した彼女を守るために走り出した仲間たちの間をすり抜けて、鬣に牙を突き立てる。
「よぉ、熊公。二度とソニアお嬢に近づけねぇよう、その腕咬み砕いてやるよ」
お話の流れとしては→【illust/73391536】→【illust/73439335】→これ
のつもりでしたが、ソニアさんがこちら【illust/73488606】でも交戦中ということで、パラレル扱いにして頂ければ幸いです!
ソニアさん【illust/72994172】
ノフィクイさん【illust/73024194】
パイラさん【illust/73190497】
ノーザリアタテガミグマ【illust/73170339】
をお借りしました!有難うございます!
非公式イベント「白い嵐」に参加させて頂きます!【illust/73289894】
ギルドロゴを使わせて頂きました!【illust/72955576】
リナルド【illust/73093252】
pixivファンタジア Last Saga【illust/72934234】
2019-03-03 13:24:26 +0000