ミハシラのタミ
御柱の民
数あるはがね人の種族のひとつ。御柱(ミハシラ)と呼ばれる存在から生まれる。
ミハシラ
御柱
・平地や森の奥など地形問わず大陸各地に点在するが、必ず湖面にそそり立つ巨大な円柱。
素材は鋼とも鉱石とも言われるが不明。
御柱の民はその柱の根本から生まれ、湖底を這って陸地に辿りつけたものだけが一族として迎えられる。
湖底には生まれたものの、湖底から這い出せ無かったはがね人が散らばっており、
朽ちた彼等の身体は再び御柱に吸い上げられ次の民を生み出す源となる。
また故人が希望した場合も湖に水葬され、再び御柱へと還っていく。
・昔は同じ容姿のものだけが生まれたらしいが、
ある時彼等兄弟が揃って「これでは我等のことを誰も見分けがつかない」と母たる御柱に訴えたところ
その願いを聞き入れ、生まれてくる民の外見や人格に差異が出来たという。
・ちなみにこの種族は最低限の知識と言語を習得した成体として生まれるため、
幼少期や成長期というものは存在しない。
(知識と言語は埋葬されたはがね人達の記憶の一部が流用されており、
その時代に合わせたものを習得している)
終わりのお告げ
・御柱の民は生まれるとき、自身の命が尽きるまでの時間を御柱様からお告げで聞くという。
これは他言無用とされ、他種族は勿論同族にすら話すことはない。
逆にそのことを打ち明けられたなら、それは彼等にとっての最大の親愛の証と言える。
・ただし最近は各地にある御柱様もボケが始まっており、お告げ忘れがかなり多くなっている。
現状己の「終わりのお告げ」を知っている者と知らない者の割合は半々くらいだろう。
ちなみに生まれた後に御柱様に聞いても教えてくれない。
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※大陸各地に建っているので、この種族で非ファイアランドはがね人の人もいます。
何かフレーバーに使えそうでしたら、炒めたり煮込んだりしてご自由にご利用下さい。
この種族出身だと「お前のかーちゃん柱ってマジ!?」って声をかけてもらえるかもしれない
■My character
森の奥にある御柱出身の民だけど、終わりのお告げは聞きそびれたはがね人 ガルケヴァスillust/73008665
◆企画元 pixivファンタジア Last Saga illust/72934234 第二章illust/73279466
2019-03-03 08:08:57 +0000