>>>間近に迫る身長25メートルの対人抹殺メカロボット。疲弊した仲間を背にして一人向かって歩き出す星矢の拳にはシャインスパークの輝き・・>>星矢「燃え上がれ俺のコスモ・・セブンセンシズ!!(光×7)」全身に力がみなぎる。>>星矢「ペガサス・・昇竜拳ーーっ!!」宙に駆け上がり、「ペガサス旋風脚ーーっ!!」空中を横にすべって敵に肉薄、勢いをそのままに・・
>>「ぷうぇーーがさすうーー流ー星ー拳ーーっ!!(ズガガガガガガー!!)」敵ロボットの胸板に拳を叩き込む。「うおーっ!!(ドガガガガー!!)」ロボットの歩みが止まる。「んおおおおおおーっ!!(ドゴゴゴゴゴーーッ!!)」>>(ピシッ、ピシッ・・ビキビキビキッ・・)ヒビが走って、(ドガッ!!)ついに流星拳は敵ロボットを貫く!!>>ぽっかりと大穴の空いたロボットと距離を開けて背中合わせ、星矢が吠えた。「ぶるわああーーーああああーっ!!(ドッガーン!!)」爆発。たった一人の人間が拳一つで巨大ロボットを倒したあり得ない光景を目の当たりにした人類兵士達が更に目撃する・・
>>>何かを守り切った達成感、勝利の確信が星矢の拳を天に向かってグッと突き上げさせた。星矢「我が生涯に一片の悔い無し!!」満足げな微笑みの星矢の人を超えた肉体の行使はそのつま先から石と変わって・・>>兵士「あ、あ・・」「隊長・・」「星矢さん(涙)・・」>>彫像のごとく白く石化した星矢はひび割れ崩れて砂塵となって風に舞い飛んだ。
>>>>日本/星矢の実家/表札【ペガサス】>>小宇宙に包み込まれたアテナの腕に嬉しそうに微笑み両手を伸ばす赤ん坊。その手の先に輝く星矢が満足そうに微笑み二人を見つめやがて消えていった。アテナ「おかえりなさい。あなた・・」
微笑み/流れ落ちる涙
・・ゲッターロボナデシコ第37話「輝煌烈火(最終回)」その22
2019-03-03 07:13:44 +0000