「なんだ、曇り空かと思ったらメレレンゲレレンの群れか」
【名前】メレレンゲレレン
【生息地】寒い、または涼しい地域
(ノーザリア応援しているのでタグはノーザリアですが、暑い場所じゃなければわりとそのへんにいます。とりあえず涼しければ大丈夫なのであまり気にしないでください)
【手触り】もっちりふわふわ、しゅわしゅわだが、ちょっとぺっとりしている
【味・香り】ほんのりあまい
【調理方法】そのままでもおいしいが、小さくちぎってオーブンなどでじっくり焼くとさっくりとした食感になり、甘さも強くなる
スイーツや料理に添えたり、他の食材と混ぜて生地として焼き上げるなど用途は様々
【捕獲方法】地上付近を漂っているとき、降りてきたときを狙う
網などの隙間があるものだと分裂させてしまい捕まえられないので、バケツやビニール製の袋など密閉された容器を一気に覆い被せよう
【生態】(補足できました illust/73460960)
空中を漂っているだけのモンスター。
常にうっすらと微笑みを浮かべている。「メレ……レレレン…」と囁くように静かな聞こえるか聞こえないかくらいの声で鳴く。
群れで行動し、いつもたくさんのメレレンゲレレンが互いに身を寄せ合っているが、時折木や山、建物に引っかかっている姿が確認される。
もっちりとした泡のような存在なので強風に煽られるなどすると体がバラバラになるが、それぞれがまた小さなメレレンゲレレンとなり、再度集結して元の大きさに戻る。(そもそもそれが“元”の大きさなのかも不明)
群れで密集して巨大なメレレンゲレレンとなり、飛ばされないよう地面や木にへばりついていることもある。
攻撃手段を持たないモンスターなので、まれに他のモンスターに捕食される事もあるようだ。しかしあまり腹持ちは良くないのでおやつや遊び程度の感覚だと思われている。
また逆に小さい生き物が誤ってメレレンゲレレンに埋もれてしまい、しばらく身動きが取れなくなってしまうという事例も無くは無い。(ただよほど小さな虫などの生き物で無い限り、それが直接負傷や死亡に繋がるというような事はまず無いだろう)
主食は空気中の水分と少しの花やその蜜。週に数度でよい。
まれに花畑がメレレンゲレレンの群れに覆われ雲の絨毯のような光景が広がることがあるが、全ての花を食い荒らすというようなことはせず、少しばかり拝借すればまた風に漂いながらその場を去る。
涼しい気候を好み、暑くなると涼しい場所を求めて大移動が始まる。そのときは上空一面がメレレンゲレレンで埋め尽くされる。
今日の天気は曇りかと思ったらメレレンゲレレンの大群だったというのはよくある話。
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PF参加してみたいな~とか思ってたらもう二章終わりそうでびっくりしました。時空の歪みを感じる……
平たく言えば現代社会における卵白を泡立てたものと似たモンスターです。
煮るなり焼くなり飼うなり売るなり背景にするなりご自由にどうぞ。
大きさはだいたい大人が両腕ひろげてむぎゅ~(べとぉ…)ってできる程度ですけど上記の通りあまり大きさが分かっていない生物なのでお好きな大きさをご想像ください。
pixivファンタジア Last Saga
【illust/72934234】
2019-02-28 17:22:00 +0000