重い鋼の音が絶え間なく、氷柱の突き出た雪原に響く。
一見して腕力に大差がありそうだと見当がつきそうなものだが、両者は互角に刃を打ち込んでいた。
時折倒れる氷柱が被さるが、それを切り捨ててまでの白熱した空気があたりを包み込む。
「貴公、その膂力、ただの人間ではないな?」
「……だったが、どうした!」
「押し通るまで!」
「面白い!」
◆お借りしました◆
肆獣のアデラさん【illust/72938717】
◆自キャラ◆
神官長ヴァシリエ【illust/72937865】
◆非公式イベント・氷柱巨槍【illust/73331386】
◆ファンタジーを描く企画・pixivファンタジアLS【illust/72934234】
2019-02-27 15:03:47 +0000