ニグラスから生まれた子らの内の一つ
知性はなくただ戦場に揺蕩い魔力を吸い歩く
吸い上げられた魔力は体内に溜め込まれ、体は醜く肥大化していく
伸びた枝には果実を蓄え、その種子はのちに第二第三の落とし子へとなる
実が熟してくると本体は根を張り大地からも魔力を吸収しようと試みる
実が落ちる瞬間、落とし子はより遠くに種子を飛ばすため、今まで溜め込んだ魔力を解放し爆発を起こす
そのため魔力が多く集まるところ、即ち人や亜人、魔獣の多くいる戦場でこそ被害は甚大になる
基本的に攻撃性はあまりないが種子を狙うと触手で攻撃してくる
攻撃の際は直接本体に切りかかるのが望ましい
魔法はその魔力を溜め込むという性質から吸収されてしまうことがあるため推奨されない
爆発の規模は溜め込んだ魔力の総量に比例するため、早期の発見および駆除が懸念される
―ノーザリア諜報隊 第327 環境報告書から抜粋―
大きさは立った状態では成人男性と変わらないレベル
能力は吸収、爆発、自己増殖
左から右に成長していきます
ほかっとくと面倒になる系の雑魚エネミーぐらいの認識で
*ニグラスの枝徒 illust/73315459 さんにお邪魔させていただきます
煮るなり焼くなり
2019-02-24 14:16:12 +0000