「この鍵(つるぎ)は我らが皇帝ゼラ様、そして剣聖エイデン様に棒げたもの。先帝が守り抜いたノーザリア帝国に繁栄と勝利をもたらすと誓うよ」
「遅れてやってくるのが僕らしいよね。…なんて。やぁ、皆!待たせたね!」
「僕の大切な団員に手を出さないでくれるかな?――下郎共。」
「我ら扉を開きし、鍵を操りし者。―――扉よ、鍵よ。我らに力を与えたまえ」
「―――さぁ、行こう皆。僕らの世界へ。」
■ルーヴィス(Ruvisu) 補足【】
男性/181cm/年齢:外見は20代 生きている年数は100年以上
一人称:「僕」二人称:「〜さん、~くん、~様)」
代々ノーザリア帝国にある騎士団のうちの1つであり、「扉」と「鍵」を媒介とし鍵を使って戦う兵団、
ポルタクレイス聖鍵団【illust/72939060】の現団長。
魔道、剣術とどちらも優れており、団員の中ではトップの戦闘力と戦闘センスをもっている。
鍵をその場で生成し、いくつもの武器に変え、瞬時に扉を召喚することができる。
知識や研究も趣味なため、ギルド内の図書館で本をよく読んでいることが多い。
性格上、まじめそうに見えるが少し気の抜けたところがある。
間違えて扉を戦闘中の人たちの現場につなげてしまい「あっすいません~~、僕にはお気遣いなく…」と言えば最後、戦闘に巻き込まれる事が多い。そのため戦闘力が磨かれたのだという。
基本穏やかな表情を崩さないが、怒ると笑顔がなくなる。口は笑ってるけど目は笑ってないタイプ。
鍵は剣へと変化する。
能力は対象のものの時間を冷気で止める。時間をとめるといっても機能を停止させたりするような
能力と似ている。(手を切れば手を動けなくするなど)
剣を持っている間は冷気が周りを包み込む。
--------------------------------------
「ーールーヴィス、お願い。せめて…滅びるのならあなたの手で…」
民の痛みや病気を必死にその小さな体で受け止めている王女は僕にそう告げた。
滅びが避けられぬ国の運命は残酷にも現実を僕に突きつけた。
敵に攻め入られ、多くの民が犠牲となり今もまだ最後の力を振り絞り、皆闘っている。
これ以上はもう犠牲を多く生むだけだろう。
「……、泣かないで、ルーヴィス。私たちは死なないわ。
―――あなたの心と共にあるもの…。貴方はこれからたくさんの世界を見に行くの。
そして私たちのような滅ぶことしかできない国を、民を助けてあげて。」
涙と共に、青年は王女の胸に鍵の剣を刺した。
―――刹那、息が止まったかのようにその国の時間が止まった。流れ漂う冷気が頬を撫でる。
生きているものはみな眠り、凍てつく世界の中、動けるものは鍵を手にした青年だけだった。
青年は時間を止めた代償に、自分の外見の成長などの時間が止まってしまった。
青年は握っていた剣を鍵の形に戻し、涙と共に握りしめ、それを胸にしまった。
―――そして青年は新たな世界へ足を踏み出した。
時はながれ、のちにポルタ・クレイス聖鍵団が設立された。
--------------------------------------
■団長の過去【illust/73598695】
■エンカ、殴り込み、既知設定お気軽にどうぞ〜!ただ、死亡描写はお控えください。
■
やっと団長だせました!
これでようやく声を出して言えます
おいでよ、ポルタ・クレイス!【illust/72939060】
◆1章後半戦も頑張りましょう!お邪魔します!
pixivファンタジアLast Saga【illust/72934234】
・最終章はレッドヴァルの戦いにも王無き国の戦いにも出現します(扉の力で)
2019-02-11 16:18:29 +0000