本家7のジャンクマン的存在として、今まで以上に大柄なボスを作りたいと思っていました。また、前半4体での弱点関係を考えた際に、炎系が必要だという判断に至りました。これらを「溶鉱炉」をモチーフにすることで同時に満足できないかと考えた結果、このボスを作ることとなりました。実際にデザインするに当たり、見た目のわかりやすさを考慮したら「焼却炉」のイメージも混ざり、最終的にこんな姿になりました。
同じ現場作業系のコールマンとの差別化のため、黙々と作業するクールさを併せ持つタイプではなく、部下を大声で叱り飛ばすような、とにかく厳格で熱い親方的存在としました。
また、ジャンクマンと言えばその大きさの他、「メットに明らかな非対称性がある」「目の形が左右で違う」という、これまでとは違う特徴があります。このボスをデザインするに当たり、これらの特徴を取り込めないか考えたところ、「過去に頭部に高熱を浴びる事故に遭い、メットが溶けて顔も火傷している」という設定が出来上がりました。そしてこれは、「そうして炎の怖さを身を以て経験しているからこそ厳格なのだ」という、性格面での設定を裏付けるものともなりました。
2019-02-09 16:33:13 +0000