【PFLS】黒嗤のクロクス【アイゼンバイル】

暮村
Preview Images1/22/2

■pixivファンタジアLS【illust/72934234】への参加作品です。pixivファンタジア10周年おめでとうございます!
■ファイアランド連合【illust/72287062】所属です。
■強化兵士隊アイゼンバイル【illust/72938133】にお邪魔致します。
■ジェルド王国の出身なので、ジェルド王国住民票タグを付けさせていただきました!【提案元→illust/73192232

【基本data】
名前:クロクス・アプフェルジーネ(Krokus Apfelsine)
性別:女性
年齢:12歳
種族:人間と橙虹竜のハーフ
身長:133㎝
特徴:橙色の髪・橙色の左翼・左側頭部から生える二本角・深緑の目・困り眉
口調:育ちの良い女児口調
呼称:一人称:「クロ」、二人称:「あなた」、三人称:名前呼び捨て、目上の人は名前+役職
お供:頭部がモスグリーン、腹部が白い毛並みのバスケットボール大のいのち【illust/72940905】を連れている。名前はカールヒェン。かつては真っ白で小さなごくありふれたいのちだった。

【魔法:黒魄ノ織】
生きたまま歪曲され、クロクスの魔力で織り上げられた複数の魂魄で形成される伸縮自在の黒いリボン。その嘆きが深い程に強度と斬れ味を増す。斬り裂いたり、縛ったり、打ち据えたりと多彩な攻撃が可能。仮に千切られたとしても修繕は容易い。素材ならば其処彼処に幾らでもある。丹念に苦痛を与えて魂魄を抜き取ればよいだけの話だ。
「やあね。情けない声を出して、みっともない大人たちだわ。レディのおリボンになれたのだから、もっとお淑やかにしていてほしいのに。」

【交流について】
マイペースにゆるゆると楽しく遊べたら良いなと思います。
大怪我・四肢欠損は連絡不要でご自由にどうぞ。殺害はご相談ください。よろしくお願いします。

【来歴】
ファイアランド連合国の一、ジェルド王国の古き血統シュヴェルター侯爵家の所領、豊富な魔鉱石を産出するジーベンシュライネ連峰は、人と竜が決して踏み越えてはならない境界を護りながらも共存共栄する土地であった。
しかし、クロクスの父カールは、侯爵家に連なる人間でありながら禁忌を犯し、橙虹竜族の娘と交わった。…程なくしてクロクスが産まれ落ち、竜の娘は命を落とした。己の立場の悪化を恐れたカールは、クロクスを幽閉して保身を図る。
「クロクス、お前は悪い子だから、みんなお前をお仕置きしたがっている。だが、パパだけはお前を守ってあげよう。良い子にしてたらここから出してあげるからね。」
そう、幼い娘に嘘をついて。

「ええ、ええ!パパ!クロは必ず良い子になるわ!だからいっぱい愛してちょうだい!」
「パパ、クロは完璧なレディだから、ママの代わりは務まるの。だから大丈夫、寂しくないわ。」
「クロは良い子だもの、パパのことも、他の大人たちのことも、きっと喜ばせられるわ。ねぇ、パパ、みなさま、クロはきっと上手く踊ってみせるから、もっと甘えさせてね?」


しかし命一つを隠しきるのは難しい。3年前、禁忌破りの罪は白日の下に晒された。
その場で忌み子の抹殺を望む声もあったが、時の侯爵はそれらを制した。
「誰にも望まれぬ命だとしても、人として尊厳のある生き方をさせてやるべきではないか?」

かくしてクロクスは強化兵士隊アイゼンバイルに送られた。生家の苗字を名乗ることも赦されず、顔も知らない母の苗字と、父の髪を思わせる深緑の毛並みのいのち一匹を携えて。それは只、処分を他人の手に委ねたに過ぎないことだと、誰もが理解していた。
「いいの。クロは気にしていないわ。ここでいっぱい手柄を立てたらお家に帰ってパパと暮らせるの!そう、パパと約束したわ!……約束したはずよ。お家を出てきたときのこと、最近あまり思い出せないけれど。」
「パパに手紙を書くわ。クロがどんなにいっぱい敵を殺して、殺して、殺して、殺して、殺して、殺して、殺して、良い子にしているか知らせるの!…だから」
「だから……はやくクロをむかえにきて、パパ。」

アイゼンバイル入団から3年。愛する父へ送った手紙は500通を超えた。
返事はまだ、無い。

【追加情報】
実家を出る直前の記憶は混濁しています。
クロクスに尋ねても、「『アイゼンバイルで手柄を立てて、クロクスはいい子なんだと証明したら迎えに行く』と父親が約束してくれた」という趣旨の事を自信無さそうに話しますが、それ以上のことを語らせようとすると酷く取り乱します。
また、実家のシュヴェルター侯爵家はクロクスに関わる一切の事柄について重く口を閉ざしています。
第2章にて「侵蝕」が始まりました。
第3章開始時点では竜と人の因子のバランスが不安定になっており、身体を覆う鱗の量が増えた他、背中の右側に新たな翼が出現したり消えたりしています。
第3章終了時点で両翼が生え切り、両腕は肩から指先まで鱗に覆われました。
第3章帰還後、手紙を書くのをやめました。
「夕闇に染まる空蝉」【id=10927046】で過去を全て思い出しました。
最終章で黒魄ノ織 カール【illust/73840881】に身体を乗っ取られましたが、「鉄斧の誇り」【illust/73980414】にてカールを討伐し、肉体を奪還。その代償に魔力の脈が絶え、魔法が使えなくなりました。侵蝕は退行し、CSの外見に戻りました。
アフターでは、アイゼンバイル本部に戻り、隊員の1人として戦後復興の任務にあたっている予定です。(4/3更新)

#強化兵士隊アイゼンバイル#pixiv Fantasia: Last Saga#PFLS characters#Fireland#The Battle of Drizzle Plain【red】#アイゼンバイル:強化兵#暮村家#ジェルド王国住民票

2019-02-04 15:57:37 +0000