【よく来てくれた】 【迷える我が子よ】暗闇に蝶の灯火を頼りに歩く旅人が一人音もなく巨大な王と女王が立ちふさがった「何者だ」と尋ねる旅人に厳かな声が応えた【我が名はエゴ王、私とは何か?見つけるのはお前自身だ】と。どんな冒険も、始まりはいつだって理不尽で唐突だ。旅人はため息を付いてこの世界を歩き始めた。
2019-02-04 00:24:17 +0000