「ぼくの声は消えてしまったんです。それが地上に上がるための代償だから。だけど後悔はありません。…ちょっと不便ですけど!」
「あなたの役に立ちたいんです、フロルさん。あなたに会うためにぼくは陸に来たんだ。」
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サマク・ザ・ハゥフル
ノーザリア領の海の近い土地出身の少年。155cm。種族は人間。
何かの呪いのせいか声を失っているため何を言っているのか他の人には全くわからない。
筆談は簡単な単語ならできる。
短剣をいつも懐に携えているが戦いには使わない。大切な物らしく、触れられるのをためらうそぶりを見せる。
傭砦狼城 ヴィトニール【illust/72937831】に所属。
本当は前線についていきたいが、剣を持てる技量も魔法を扱うことも医療の知識があるわけでもないので裏方として腰を据えている。
声こそ聞こえないものの、態度や表情から猛烈にフロル団長のことを慕い、憧れ、推している様子は誰が見ても明らかである。
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ノーザリア領発祥のおとぎ話をご存知だろうか。
人間に恋をした人魚が、かの者を追い地上に降り立ち、そして最後には泡となって消えてしまう悲恋の物語を。
地上の者に焦がれる人魚というのは、実はあまり珍しくない。
サマクもまた…。
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正体が人魚の少年です(ネタバレ) 最終決戦において人化を解除しました【illust/73832174】
人魚ということはよほど感知能力に長けた人でないとわかりません。
既知関係お気軽に。
怪我は軽度(血が止まりませんくらいまで)
死亡はご遠慮ください。
2019-01-31 16:23:27 +0000