アーラシュ・オルタ

古嶺こいし

『すまんな。俺の兄さんが眩しくて嫌だってんで、あんたらちょいと消えてくれや…』

そう言って、アーラシュ・オルタは矢をつがえた。
その瞬間、アーラシュ・オルタの背後には空を埋め尽くす程の赤い矢が生成された。

所々違う詠唱の後、アーラシュ・オルタの口からは

『ステラ(隕石一条)』

との言葉が紡がれ、

指先から矢が解き放たれると同時に、街は赤い流星の雨が降り注ぎ、そこに営む命もろとも大地を消滅させた。

って妄想。

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2019-01-15 13:05:14 +0000